いつかこんなイベントを自分の街で

今年、はじめてボランティアスタッフとして参加しましたちゃみと申します。

私が高槻ジャズストリートの存在を知ったのは、今から約10年程前になります。

三十路を過ぎてからアルトサックスを習い始め、気づけば某ビッグバンドに所属することに。

バンド結成数年後、ジャズストに応募し抽選に大当たり!

応募多数の中、幸運にも高槻ジャズストリートに出演することができました。

高槻の駅からグランド周辺には楽器を持つ人々がゆきかい、あちこちのお店からジャズの演奏が聴こえてくる。

初めて手にしたパンフレットには、バンド名と私の名前までが掲載されていました。

出番前の手に汗にぎった緊張状態から、ソロが来る前に立って演奏できるんだろうか?という焦りとは裏腹に、来場者からの温かい拍手。 あの感動は、いまだに忘れることができません。

音楽を通じて知り合えた仲間と全く見ず知らずのお客様と過ごした、あの楽しかった、うれしかった感動のひとときを、いろんな人にも味わってほしい!

自分の住む街でも、こんなイベントができないかな?と、思うようになりました。

こんなことをやりたい!と、知り合いの某ドラマーさんに話しをしたら、その方はバリバリ高槻ジャズストの ボランティアスタッフでした。

「やってみたいなら、まずはボランティアやってみたら?」の一言。

そりゃ、そうだわ、あたまで考えているだけじゃダメ。まずはやってみようと決意。

誘われるがまま、去年の10月から吹田ジャズ・ゴスペルライブ、11月には藤井寺ジャズフェスティバル、

そして今年に入ってから高槻ジャズストのスクールジャズコンテスト、2月には寒いなか高槻天神祭りの屋台でお好み焼きボランティア?、5月の本番ではゲストのアテンド班に所属し兼バスガイドとしてボランティア参加させていただきました。その間には自主企画イベントも2本あり、気づけばもう今年もあとわずか…

参加した感想ですか? 

想像以上に。 出演するのと裏方とは大違い!

超~~~~大変でした!!!!! 

疲れました………  しばらく「高槻」という地名を見るのも聞くのも ええわって(爆) 

反省会に出て、さらにびっくりしました。

皆さん、私以上に疲れて心も体もヘトヘトでクタクタになってた方が多いのに。

「来年はここをこうしよう」「あれはよかったからまたがんばろう

各班からいろんな反省文が読み上げられていきました。 

すごいな、高槻。

みんな、この街が好きで、この高槻ジャズストが大好きなんやね。

イベントを開催するにあたって、根っこになる部分に共通の意思疎通ができてるんでしょうね。

ともすれば自己実現のために俺が、私が、と、主導権を争うことも出てくる企画イベントでありながら、穏やかに、着々とコツコツ細かいことを積み上げていく。 絆の強さを感じます。

市外から参加している私を温かく迎え入れてくださるジャズストスタッフの皆さんに、あらためて感謝しています。

まだまだいろいろ経験させてもらいたいです。これからもジャズストの良いところを参考に勉強させてください。 

そしていつか、私の住む街でもこんな音楽イベントを実現させたいです!