月別アーカイブ: 2012年12月

事務局のま~爺です

あるミュージシャンがある日ま~爺にこんなことを言いました。「高槻ジャズストリートが終わらないと今年が終わったような気がしないんですよ」。ま~爺とてまったく同じ気持ちです。かのミュージシャンにとってもま~爺にとっても、一年はジャズストを中心に回っているのです。「年末に一年を振り返って、思うところを何か書け」というボランティアセンターからの指令ではありますが、ま~爺の大晦日はまさにジャズストが終わった瞬間なんですよ。年末はすでに来年のジャズストに向かって走り出しています。しかし、指令ですからそうも言っておられないということで、事務局のま~爺としてジャズストについてかねがね感じていることを一つだけ書きます。

 

高槻ジャズストは何故こうも聴衆が多いのだろうか?というのがま~爺のかねてからの疑問です。ま~爺は大阪府下を中心に近在のジャズの催しを見学して回っていますが、どこの催しも高槻ジャズストとは比べようもなく聴衆は少ないです。開催がゴールデンウィークということで時期に恵まれているということかも知れない、あるいは全会場入場無料という運営方式が成功しているのかも知れない、などなどと、あれこれ推考してみるのですが、これといった結論には至っておりません。今年も高槻ジャズストの聴衆は悠に10万人を超えるものでした。このことをもって高槻ジャズストのことを「日本最大規模の音楽イベントの一つ」などと評されるのでしょう。

 

高槻の中心市街地という限られた範囲に10万人を超える聴衆が押しかけて来るということが、実は高槻ジャズストのアキレス腱となっているのです。しかし、聴衆をあらかじめ制限するということは不可能です。聴衆が多いという現象にどう対応するかということが毎回問われているのです。事故を未然に防ぐ対策の一つとして、会場を増やすことによって聴衆の分散化を図るということを進めてきました。しかし、これには会場を運営するボランティアスタッフの確保が必須です。今年ボランティアセンターを立ち上げていただいたのもボランティアを増やし、会場を増やし、聴衆を分散化し、そのことによって事故防止を図るということが最大の狙いです。

 

第15回という節目を迎える来年はビッグネームのミュージシャンが来演するということもあって、これまで以上の多くの聴衆が予測されます。したがって会場も約50会場と過去最多となりそう。省みれば10年前の第5回が22会場でした。爾来会場は少しずつ増え続けて、12回で約倍増の43会場になりました。50会場ともなると一体どれほどの数のボランティアが必要となるのか。しかし、あ~だこ~だと言ってみても始まりません。とにもかくにもボランティアを集めること。ボランティアセンターにかかる期待はいやが上にも大きくなりますが、すべてをボランティアセンターに委ねるのではなく、全員で声掛けをしてボランティアを集めましょう。

ボラセン便り(19)

音楽班の北川さんからの情報です

「来年の第15回高槻ジャズストリートに出演してくださるゲストの日野皓正さんでーす!」
高槻ジャズストリートが15回も続けて来られたのも、実は日野さんのおかげ。いろんなミュージシャンを紹介してくれました。高槻ジャズの功労者であります。勝手に「高槻ジャズ殿堂入り」したいと思います。(彼のブログより)

http://www.youtube.com/watch?v=62yDkJMMhkM&hl=ja&gl=JP からご覧下さい

第15回も盛り上がりそうですね。

ボラセンの桑垣です

青春を感じたいあなたへ来年の1月12日に高槻ジャズストリート実行委員会は新年のスタート にふさわしくこんなすばらしいイベントと共催します。 それは「たかつきスクールJAZZコンテント」です。

何ですか?それはって、学生たちが部活として今年の高槻ジャ ズストリートのメーン会場出場を賭けて競うのです。 このイベントのボランティアを手伝って熱い高校生の時の気持ちをほんの少しだけ取り戻しませ んか? このイベントに出場してくる中学生や高校生は本当に青春を賭けて舞台に上がります。野球をやっている 高校生が甲子園を目指してくるようにサッカーをや っている高校生が国立目指すように、ブラスバンドをやっている高校生がジャズストリート を目指すのです。

今回は4回目ですが1回目と2回目はA校が連覇でした。昨年は私は会場にいたのですがどうせ3 連覇だと思っていたらB校が優勝しました。その瞬間のB校の学生達が総立ちしての喜んだ声と姿 は本当に目標に向かって努力した素晴らしくかっこいいものだと感じました。本当に青春を取り戻 した瞬間でした。 今年もやります。ちょっことボランティアを手伝ってプチ高槻ジャズストリートを味わいません か?ちょこっとボランティアを手伝って学生達の演奏に酔いしれませんか?あなたの力が必要で す。

高槻ジャズストリート実行委員会 はいつでもあなたを待っています。ご希望の方は vlt@0726.info にご一歩下さい

ボラセン便り(18)

先日の16日(日)は今年最後のMTでした。後に忘年会も企画されていたので24名が参加しましたよ。

 

◆ 一人音楽班(沢山の仲間を募集中)から 宇崎竜童さんや川嶋哲郎さんの出演が決定したと発表あり。また昨年より始まったミュージシャンのアテンドがなかなか評判が良く今回は音楽班として纏めてみたいとの意見。また、主なステージを「ネームライズ」してスポンサーをつけて運営費用を稼ぎたいとの意見交換があった。

◆ フライド・プライドの一人が作ったイラストで第一回目のポスター(全国発信)がまもなく刷り上がる。正式なのは只今公募中

◆ 飲食班(未だ立ち上がっていないが)の目玉になるかもしれない「ピザ窯」を製作中。年末に火入れ式があるよ。

来年は1月20日が初MT ジャズスト開催日まで毎日曜日開催します。是非お越しをお待ち致しております。

シニア隊頑張ってま~す

ジャズスト実行委員会には「シニア隊」と言う元気な集団があります。
3年前に結成しました。その時は一部の人から「老人隊?」とか「老人クラブ?」、はたまた「早よ死にや隊?」など冷やかされましたが、そんな言葉にめげず頑張っています。

高槻市は典型的なサラリーマンのベットタウンです。団塊の世代がどんどん定年退職する今日、シニア世代は何か地元で社会貢献をしながら第2の人生を楽しもうと願っています。

過去ボランティアとして沢山の年配の方々が参加されています。しかしながら、なかなか定着せず、逆に離れていくケースも見受けられました。

なぜだろうか? と考えました。

若い世代で構成されている実行委員会に積極的に関与しにくいし、参加しても話題も合わず、会社で経験した価値観がずれているのか、疎外感すら感じているのではないだろうか?

そんなシニア世代に公民館にポスターを貼ったり、住宅地に投げ込みをしながらて募集をかけました。

結構反応がありました。
問い合わせに同世代の我々が説明すると、共感が得やすく じゃあやってみようとなり、現在10数名の仲間が増えました。

時間的に余裕があり、社会経験も豊富、人脈も豊かで僅かな体力もあるシニア隊はあまりでしゃばらず、縁の下の力を発揮するよう心がけています。

忘れかけている「やりがい!」や「達成感!」を味わい、若い世代と満足を共有すればこの上なく幸せと感じています。

今後も無理をせず、いきいきと仲間作りを楽しみながら、ボランティアを楽しみたいと思っています。

シニア隊 天野嘉太郎 記

ATNという会社を紹介します

ジャズストの会計を担当しているやっくんです。
今回は私のことでは無く、ある会社の事を是非とも紹介したいと思いました。
それは、東京のATNという、音楽出版社です。
ATNさんは、かれこれ10年ぐらい毎年パンフレットに広告を出してもらっていますが、それだけではなく城跡公園にブースを出して、ジャズの楽譜、書籍を販売されてます。
多くの方に買ってもらええるよう、ジャズストリートの時だけ通常の半額で販売されています。
そして、交通費を除いた売上金の全額(毎年10万円を超える金額)をジャズストリートに寄付していただいています。
GWの最中、渋滞の中、山積みの本とともに車で東京-高槻を往復されていますが、52日の夜中に東京を出発、車を走らせ、3日、4日と本を販売し、4日ジャズストが終わると同時に、東京へとんぼ返りされてるようです。
ここまで苦労して、営利的でない活動を続けるATNさんに私は、毎年感激しています。

ATNの小林さんはこうおっしゃっています。
「高槻ジャズストリートは特定の企業に抱え込まれていないし、行政からも独立している。市民の手作りイベントだから応援したい。こういうのって、全国的にも珍しい。」
またATNさんが発行しているメルマガにも、こう書かれていました。「さまざまなイベントにお邪魔する機会をいただくなかでも 高槻ジャズストリートのエネルギーには特別なものを感じます。
音楽を愛する地元の皆さんの心がしっかり1つになっていて、スタッフさん、プレイヤーさん、どこを歩いてもみんな笑顔。」

こう言ってもらえることを、僕たちボランティアは誇りに思います。

ATNさんは、来年もジャズストにブースを出し、プロのミュージシャンも同行して、アマチュアミュージシャンに楽譜の使い方などを指導したいとのことです。アマチュアミュージシャンの教育に力を入れられているのです。

ジャズストリートには、ボランティア以外にも多くの方々が、ある思いを持ってジャズストリートに参加されています、さまざまな関わり方で。なんだか、とっても嬉しくなりますね。

来年の53日、4日。ATNの小林さん、スタッフの方のお顔を見るのを楽しみにしています。

ボラセン便り(17)

■第4回たかつきスクールJAZZコンテスト(高槻ジャズストリート実行委員会後援)の出場校が決定。 
平成25年1月12日(土)11001700
高槻現代劇場中ホールにて
出場校
・高槻市立柳川中学校
・高槻市立城南中学校
・西宮市立西宮浜中学校
・大阪府立泉陽高等学校
・関西大学北陽高等学校
・伊丹市立伊丹高等学校
・京都府立工業高等学校
・金光大阪中学校、高等学校  以上8校

詳細はたかつきスクールJAZZコンテストホームページ
http://www.0726.info/tmc/tsjc/ をご覧下さい

当日のボランティア募集
お申し込みは tsjc@0726.info まで

■第15回高槻ジャズストリートのビッグ出演者が順次決まりつつあります。 
123日現在確定したミュージシャンは以下の通りです。

※ 順不同敬称略。出演会場、日程については未定です。
 穐吉敏子(pf)
 日野皓正(tp)
 中本マリ(vo)
 フライド・プライド
 牧山純子(vl)
 桑山哲也(acc)

今後もビッグミュージシャンが決まり次第このブログでも発表します

乞うご期待!

JKのじゅんです

皆さんこんにちわ。私は高槻ジャズストリート実行委員会を立ち上げました北川潤一郎と申します。ふだんは阪急高槻市駅ミナミの城北通商店街でJKカフェという喫茶店をやってる46歳のオッ サンです。

早いもので高槻ジャズストリートも来年15周年を迎えることとなりました。バブル崩壊後、長引 く不景気にあえぐわが街高槻をなんとか元気にしたい、人と音楽が溢れる楽しい街にしたい、と みんなで夜な夜な話しをしてたのが懐かしく思います。

今では考えられないでしょうが、高槻ジャズストリートをはじめる前の高槻駅前周辺はゴールデ ンウイーク中、人なんて誰もいなくて、人がいないから店も閉店してて、夜はゴーストタウンか? と思うほどガラガラの街でした。 まわりの街では、隣の茨木(吹田)は万博エキスポランドでGW特別企画やってるし、京都は全国か らの観光客でいっぱい。枚方パークでもテレビCMやってるのになんで高槻はなんもないの?誰か 何かやらんの?つまらない街だなぁーと20代の私は不満ばかり言うてました。

しかしあるとき気づいたのです。自分も含めて何もやってないことを。 自分たちの街は自分たちで作る。そう思った30代の自分は高槻ジャズストリートを筆頭に様々なことを実践することで、自分たちの理想の街づくりにチャレンジしてきました。あれからもう15 年になるのですねー。時のたつのは早いなぁ。笑

現在の高槻ジャズストリートのチェアマンはすでに3代目。今年は30代の熱き男、真鍋宗一郎になりました。昨今夢のない殺伐とした世の中だと言われますが決してすべてがそうだとは思いません。

高槻ジャズストリートはすべての会場が無料ですが毎年資金難にあえぐ実行委員会に現代 劇場だけでも有料にしたら?とのご意見も多くよせられます。でもそうはしません。なぜならば 我々(実行委員会)は収益のために高槻ジャズストリートをやってるのではなく、ふだんコンサートに行けないようなお爺ちゃんお婆ちゃんやチケットを買えない子供たちも来れる、誰もが参加 できるお祭りを開催するために集まったまち衆だからです。

いろんな問題を抱える実行委員会ですがそれでもこの高槻ジャズストリートがこれまで続いてきたのは街と音楽と人を愛する多くの有志がそれに協力して実行させているからです。この素晴らしい取り組みをいつまでも続けてい けるようみんなでがんばりましょう。