ジャズスト実行委員会には「シニア隊」と言う元気な集団があります。
3年前に結成しました。その時は一部の人から「老人隊?」とか「老人クラブ?」、はたまた「早よ死にや隊?」など冷やかされましたが、そんな言葉にめげず頑張っています。
高槻市は典型的なサラリーマンのベットタウンです。団塊の世代がどんどん定年退職する今日、シニア世代は何か地元で社会貢献をしながら第2の人生を楽しもうと願っています。
過去ボランティアとして沢山の年配の方々が参加されています。しかしながら、なかなか定着せず、逆に離れていくケースも見受けられました。
なぜだろうか? と考えました。
若い世代で構成されている実行委員会に積極的に関与しにくいし、参加しても話題も合わず、会社で経験した価値観がずれているのか、疎外感すら感じているのではないだろうか?
そんなシニア世代に公民館にポスターを貼ったり、住宅地に投げ込みをしながらて募集をかけました。

結構反応がありました。
問い合わせに同世代の我々が説明すると、共感が得やすく じゃあやってみようとなり、現在10数名の仲間が増えました。
時間的に余裕があり、社会経験も豊富、人脈も豊かで僅かな体力もあるシニア隊はあまりでしゃばらず、縁の下の力を発揮するよう心がけています。
忘れかけている「やりがい!」や「達成感!」を味わい、若い世代と満足を共有すればこの上なく幸せと感じています。
今後も無理をせず、いきいきと仲間作りを楽しみながら、ボランティアを楽しみたいと思っています。
シニア隊 天野嘉太郎 記