今年もお疲れ様でした。今回初めて正式なボランティア スタッフとして参加させて頂きました。ジャズスト1日目 の朝、私が任されたのはアートの森の受付です。 前日の雨の影響に加え、恥ずかしながら当日朝寝坊を してしまい、その場の状況をしっかり把握しきれていない まま出店者の方々の対応をすることになってしまい、 とにかくてんてこ舞いでした。「ぬかるみのせいで出展物 が置けない」、「自分の出店場所にすでに別の人がテント を張っている」など、なかなか1人で問題を打開できず、 担当のスタッフの方になんども助けて頂きながら、なんとか 収束することができました。 しかし、私の不手際のせいで出店者の方々の気を悪くした のは、言うまでもありません。ただ、落ち込んでいる暇もなく、 次にしなければならなかったのは、出店料の徴収でした。 途中から来てくれたもう1人のボランティアの人と一緒に、 各テントを回ってい た時のことでした。私たちがあるテントに徴収に伺った際の 出来事で、私は出店名だけでなく何を売っていたかさえ あやふやで覚えていないのですが、その時掛けてくれた 言葉だけが鮮明に記憶に残っています。 「君たちのようなボランティアの人たちがいるから、私らは こうやってできるんやな。」 私は今までの憂鬱な気分が 吹っ飛ぶほど感動しました。そういうふうに見てくれる人も いるんだ、と一瞬涙が出るかとも思いました。 またそれと同時にもっと頑張らな、という気持ちにもなりま した。 改めてボランティアのやりがいを感じました。 まだまだ皮のむけきらない未熟な私ですが、少しでも誰かの 役に立てるよう、これからもくじけずやっていこうと思います。 (ちーちゃん)