JKのじゅんです

皆さんこんにちわ。私は高槻ジャズストリート実行委員会を立ち上げました北川潤一郎と申します。ふだんは阪急高槻市駅ミナミの城北通商店街でJKカフェという喫茶店をやってる46歳のオッ サンです。

早いもので高槻ジャズストリートも来年15周年を迎えることとなりました。バブル崩壊後、長引 く不景気にあえぐわが街高槻をなんとか元気にしたい、人と音楽が溢れる楽しい街にしたい、と みんなで夜な夜な話しをしてたのが懐かしく思います。

今では考えられないでしょうが、高槻ジャズストリートをはじめる前の高槻駅前周辺はゴールデ ンウイーク中、人なんて誰もいなくて、人がいないから店も閉店してて、夜はゴーストタウンか? と思うほどガラガラの街でした。 まわりの街では、隣の茨木(吹田)は万博エキスポランドでGW特別企画やってるし、京都は全国か らの観光客でいっぱい。枚方パークでもテレビCMやってるのになんで高槻はなんもないの?誰か 何かやらんの?つまらない街だなぁーと20代の私は不満ばかり言うてました。

しかしあるとき気づいたのです。自分も含めて何もやってないことを。 自分たちの街は自分たちで作る。そう思った30代の自分は高槻ジャズストリートを筆頭に様々なことを実践することで、自分たちの理想の街づくりにチャレンジしてきました。あれからもう15 年になるのですねー。時のたつのは早いなぁ。笑

現在の高槻ジャズストリートのチェアマンはすでに3代目。今年は30代の熱き男、真鍋宗一郎になりました。昨今夢のない殺伐とした世の中だと言われますが決してすべてがそうだとは思いません。

高槻ジャズストリートはすべての会場が無料ですが毎年資金難にあえぐ実行委員会に現代 劇場だけでも有料にしたら?とのご意見も多くよせられます。でもそうはしません。なぜならば 我々(実行委員会)は収益のために高槻ジャズストリートをやってるのではなく、ふだんコンサートに行けないようなお爺ちゃんお婆ちゃんやチケットを買えない子供たちも来れる、誰もが参加 できるお祭りを開催するために集まったまち衆だからです。

いろんな問題を抱える実行委員会ですがそれでもこの高槻ジャズストリートがこれまで続いてきたのは街と音楽と人を愛する多くの有志がそれに協力して実行させているからです。この素晴らしい取り組みをいつまでも続けてい けるようみんなでがんばりましょう。