西院から帰って

西院ミュージックフェスティバルへ行ってきました。京都というところはむやみに暑いですね。とにかく暑かった。昨年はうっかりしていて行けなかったので、2年ぶりの西院でした。西院ミュージックフェスティバルも4回目を迎えてようやく何とか定着を見たようです。2年前は来年は大丈夫だろうかという感じでしたが、今年は出演バンドも100組を越え、会場も18会場と、規模だけなら高槻ジャズストリートの4回目に比較して遜色ない感じです。

しかし、惜しむらくは開催時期が猛暑のさなかであるということに加えて、メイン会場の春日神社境内が高槻城跡公園ほど広くないということもあって、高槻に較べて観衆がやや少ないということ。しかし、みんな頑張っています。実行委員長の佐藤元紀さんは高槻出身。彼を中心に少数精鋭の若いボランティアたちがアットホームな人間関係で結ばれているような、高槻ジャズストリートの初期のような牧歌的な雰囲気が伝わってきました。

駅前から会場へと案内する幟ひとつを見ても、自然の竹にポスターを吊り下げ、ひまわりの生花を飾った手作り。全会場入場無料は高槻と同じですが、高槻になくて西院にあるものも少なくありません。まずアートフリーマーケット、それに流しミュージシャンの登場やストリートライブ、さらに銭湯ライブもありました。京福電車ライブは高槻のバスライブに匹敵するものでしょうか。ほかにもいろいろ参考になることがありましたが、ここには書ききれません。

但し、高槻ジャズストリートと決定的に違うところがあります。それは音楽イベントとしての性格のことです。出演者には木製シスターズ、THE TWINS,オルケスタ山崎など高槻でもおなじみのミュージシャンの名前も見えますが、ま~爺のまったく知らない名前もたくさんあります。ロックから日本の民謡までプログラムの中身がチャンプルだからということもあります。高槻がジャズを謳い、西院がミュージックを謳っている所以なのでしょう。

コメント (1件)

  1. 木製シスターズ、THE TWINS,オルケスタ山崎・・・ジャズなのは1つだけですね。まだジャズ
    ではなくミュージックを謳っている西院の方が誠実と
    いうか、羊頭狗肉でないというか。スタッフの方が
    書かれるブログでこういう書き方なのに少し驚きました。

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