いかにも梅雨らしい湿っぽい空模様が続きますが、みなさんお元気ですか。秋の催しの日程を早く決めねばと思っていますが、まだ正式決定を見るにいたっておりません。市民グランドの使用をめぐって、軟式野球の団体と協議中ということで、使用できる日時が決まらないからです。タイムリミットもありますので、できる限り急いで欲しいものです。
来年の春の催しの高槻現代劇場大ホールの日程については、10ヶ月前に会場を予約する必要から先日正式に決まりました。5月3日、4日の2日間です。ところが、高槻現代劇場大ホールの使用許可をめぐって役所の中で、今年はなぜか去年までとは違った妙な動きがありました。高槻ジャズストリートの優先使用は認めないということでした。
去年までは、少なくとも高槻現代劇場大ホールについては、そうではなかったのです。抽選で他の団体と争うということはありませんでした。今回はたまたま他の団体の申し込みがなく無抽選で高槻現代劇場大ホールを使用できることになりましたが、もしも他の団体と競合して、抽選に敗れるということになっていたならどうでしたでしょう。
メイン会場の高槻現代劇場大ホールが使用できないという事態のもとでは、高槻ジャズストリートの開催は不可能です。公共施設の使用について、特定の団体におもねることなく、すべての市民を平等に取り扱うという考え方から発していることでしょう。考え方だけならおそらくこの考え方は間違ってはいません。正しい考え方でしょう。
高槻のまちを少しでも良くしようという大勢の市民の願いから、高槻ジャズストリートは続けられています。高槻ジャズストリートが中止になろうがなろまいが、高槻のまちなんてどうでもいいというなら話は別です。どうぞ「正しい考え方」を貫いてください。しかし、角を矯めて牛を殺しても良いという考え方は、はたして「正しい考え方」でしょうか?