Little Birdsを観て

朝から大阪府庁に直行。本館5階の選挙管理委員会事務局へ。まち株の企画で衆議院選挙の候補者を一堂に集めて、公開政見討論会を開催できないものかということになり、相談に赴いた高槻市選挙管理委員会から大阪府選挙管理委員会に振られためです。選挙運動のための演説会は公職選挙法で認められたもの以外は選挙違反に問われかねないけれど、選挙の啓発運動の一環として開く催しなら問題ないのではないか、という感触を掴んで帰ってきました。若者向きに投票を呼びかけるためのグッズもいっぱいいただきました。

午後はやはりまち株のお使いで高槻市議会の副議長室へ。副議長の岡本茂さんに頼まれた名刺を届けるためです。岡本さんのスケジュールに合わせて一緒に、戦後60周年を記念して生涯学習センター展示ホールで開かれている平和展へ。会場では市民から公募した写真展「戦前・戦後のわが町高槻」が人気を集めていました。茨木女学校の女学生が第四工兵隊を慰問に訪れたときや湯浅電池の工場を東條英機元帥が訪問したときの写真などもあって、それらの写真に知ってる顔が写っているなどと言う人がいたりして、結構賑わっていました。

平和展に関連する催しの一つとして、会場2階の多目的ホールで開かれていたのが映画「Little Birds」の上映会です。「イラク 戦火の家族たち」とサブタイトルされたドキュメントで、綿井健陽さんの第一回監督作品ということで注目されている映画です。綿井さんといえば、イラク戦争の間毎日のように、バグダッドから戦況を伝えていたフリージャーナリスト。イラク戦争の開戦から終結1年後までのバグダッド市民の状況を克明に描いて、戦争のむなしさとむごたらしさを淡々と訴えかけています。

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