「蝉しぐれ」を観たよ

またしても昨日のことから。夜7時から、高槻市立総合市民交流センターで、第3回男性セミナー。主催は高槻市女性センター。講師がJKのじゅんこと北川氏だというので、聴きに行ってきました。北川氏に与えられていたテーマは「とっておきの地域との付き合い方紹介します~ジャズストリートにみる、まちづくりの一例~」。

要するに高槻ジャズストリートの紹介と運営についての考え方。北川氏は手柄話をする風ではなく、きわめて謙虚に、しかも客観的に高槻ジャズストリートのことを語り、聴衆に好感をもって聞かれていたようです。ま~爺は8時に人に会う約束ができていて、途中退席しましたので、質疑応答までは聞けなかったのが残念。

今日のお昼に高槻セントラルで「蝉しぐれ」を観ました。原作はま~爺も大好きな藤沢周平ですが、監督は山田洋次ではなく、知らない黒土三男という人だし、どうしたもんかなと思案しているうちに見逃していた映画。「いい映画です。ぜひ観なさい」と勧めてくれた映画通がいて、今日観ました。当たりも当たり大当たりでした。

黒土三男という監督はテレビドラマ界の出であるらしいけれど、どことなく山田洋次の同じ藤沢作品を原作にした映画をうかがわせる作風は、原作の持つ力のせいなのでしょうか。そんなことはともかくとして、素晴らしい映画でした。映画の原点に触れたような、映画の美しさを再認識したような思いです。25日まで上映中。

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