ゆずの会の例会

10時集合ということで、高槻市文化振興課でちょこっとした用事をすませて、JR高槻駅の改札前へ。元高槻市長の西島文年さんを囲むようにして春と秋の年2回、あちこち出かけては食事をする「ゆずの会」の例会。メンバーの10人が揃って、京都・宇治の万福寺へ。お目当ては天真院でいただく普茶料理。黄檗宗独特の精進料理ですが、野菜を材料にうなぎの蒲焼にそっくりの料理が出てきたり、ちょっと趣向をこらしたところが面白く人気です。

メンバーはま~爺を除いて全員が高槻市の幹部職員のOB。そろいも揃って(これまたま~爺を除いて)酒豪で、呑むほどに酔うほどにいろんな内輪話なども交わされるので、それがま~爺にとってはこの会に顔を出すことの楽しみです。帰りがけに、近くにある「源氏物語ミュージアム」へ。瀬戸内寂聴さんの現代訳「源氏物語」にちなんだ特別企画展の開催中でしたが、いつも思うことは同じ。高槻にもせめて何か一つでもこんな施設が欲しいなあ。

高槻市には「しろあと歴史館」があるじゃないか、と言われても、このミュージアムには全国的に通用する主人公が存在しません。宇治市の「源氏物語ミュージアム」や松尾芭蕉を擁する伊丹市の「柿衛文庫」に較べて、市外地域からの集客力において敵いません。なぜ高山右近であってはいけないの? かつて「右近祭り」の名が「高槻祭り」に変えられたり、高槻現代劇場の正面にあった右近像が城跡公園に移転されたり、一体なぜなんでしょう?

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