敬愛する先輩を喪って

棺の蓋を閉じてその人の値打ちが知れる、ということわざがあるらしいが、昨日の葬儀でそのことを実感したま~爺でした。ま~爺の8歳先輩にあたる故人は、無名にして一介の市井人ではあったけれど、まあ凄い人だった。

自らは何の野心も抱かず、頼まれては人の選挙を引き受け、国会議員から地方議員にいたるまで何人もの議員を誕生させた。義弟の関係にあった笹山幸俊神戸市長の選挙も始めから終りまで、すべて仕切っていた。選挙の達人と言うべき存在だった。

会社経営者なので数字に強く、機械や建物の図面も読め、決断が早く自ら率先して仕事を進めた。ま~爺の近くで故人を彷彿させる人物と言えば、JKのじゅんこと北川氏である。誰に対しても裏表のない直言居士で敵をつくることも厭わなかった。

誰にも物怖じしたり怯んだりする態度は取らなかったので交友範囲も広かった。この点でもJkのじゅんこと北川氏と共通するところがあった。葬儀には江田五月参議院議長をはじめ多くの要人からも弔意が寄せられた。

高槻ジャズストリートとの関係で言えば、故人は毎年聴衆として高槻ジャズストリートに参加することを欠かさなかった。メイン会場だけではなく、好きなミュージシャンが演奏する店舗会場にも顔を出しチップも惜しまなかった。

自分と同姓だからというわけでもなかっただろうに、川嶋哲郎のファンで、川嶋哲郎の演奏会場には決まって故人の姿があった。「高槻ジャズストリートは素晴らしい」「川嶋哲郎は凄い」は、どこでも故人の口癖だった。

昨日は火葬場まで故人を見送り、精進落しを済ませて事務局に帰ったのは夕方。ちょこっと片付け物を済ませて、JR茨木駅近くのBAR INFINITYへ。小柳淳子さんのライブを楽しみました。このお店のある春日商店街って通りが狭くて、とてもいい感じ。

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