本番まであと3日

大震災直後に開催する今年はこれまでとはちょっと心持ちが違います。アーネスト・アンダーソンの来演は中止となったものの、日野皓正、ケイコ・リー、岸ミツアキ、川嶋哲郎、フライド・プライド、中本マリ、松永貴志、古谷充と、ネームバリューのあるミュージシャンが来演してくれますが、聴衆ははたしてこれまでのように大勢来てくれるだろうか、という不安感が拭えません。

この2か月間、ま~爺はいささか奮闘しました。資金集めに始まって警察署や消防署などとの交渉、公共ホールや大学・百貨店など会場との打ち合わせ、倉庫やミュージシャンの宿泊の手配、ゴミ処理料金の免除とゴミ回収の依頼、大中小のメディア対策、ポスターやパンフレットの配付、果ては会場の樹木に巣食う毛虫退治の交渉まで、実に気の休まることのない状態でした。

しかし、ま~爺が忙しく立ち働いたことは、本番を迎えるための準備作業全体の何分の一に過ぎないのです。ま~爺の手の届かないところで、何人ものボランティアスタッフが自分たちで引き受けた役割をこなしているのです。パンフレット班、ウェブ班、音楽班、器材班、飲食班、フリマ班、バス班、運搬班などいろんな班に分かれて、若く優秀なボランティアスタッフが働いてくれています。

週間天気予報によると今年も雨天は避けられそう。しかし、大震災の後です。自粛ムードはまだ濃厚です。聴衆は来てくれるだろうか? 全会場に災害被災者支援の募金箱を設けて、チャリティーを呼びかけます。どうか高槻に来て、たくさん募金をしてください。Tシャツも買ってください。そして素晴らしい音楽を聴いて元気を持って帰ってください。今年こそ「みんなおいでよ」。

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