春のイベントの反省会?

昨日は3時に、一條さんと一緒に高槻市文化振興課へ。先方から話があって、春のイベントの反省会ということだったので、役所でないほかの場所で、できればお茶など喫しながらではいかが?と提案したところ、課長から話があるので役所に来てほしいとのことで出かけました。先方は課長のほか二人の担当者が同席。

それでも当方は反省会という文言にとらわれて、てっきり先方からは協働の観点から行政として至らなかった反省点を聞かせてもらえると思い、さすれば当方としても主催者として反省すべき問題点を述べ、それに対して行政の立場から意見を拝聴できればと、頭の中ではそれなりの用意をして会談に臨みました。

しかし、残念ながら実際はその逆だったんですよね。先方には当方に手渡されることのないペーパーが用意され、春のイベントにおいて主催者である当方の落ち度や問題点などを一方的に指摘するのみ。そうなると当方としてもそれに反論し、逆に先方の足らざるところを指摘せざるを得なくなったわけです。

市民の活動に対する行政の管理・監督責任という意識から発したことであるとしても、市民と行政がこのような「官意民達」スタイルで話し合うのは、協働という行政と市民の本来のあるべき姿からしていかがなものか?幸いま~爺のような海千山千が相手の場合はともかく、若くて純情な市民ならびびってしまいますぜ。

高槻ジャズストリートの発展のために果たされた行政の役割の大きさについてま~爺は深く認識するものの一人です。しかしそのことは、道路や公園やホールなど会場の優先供与、運営費用に対する助成金の交付、駐車場確保のための協力などであって、管理・監督責任をよく果たしたということではありません。

市民活動に対して管理し監督しようとしがちな姿勢を行政はどうか払拭してほしい。少なくとも市民の活動をサポートする、できることなら市民と一緒に活動するという方向を模索いただけないものか。この点、市長以下市職員が一体となってボランティアとして働いている室蘭ジャズクルーズをぜひ見習ってほしい。

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