「1Q84」を読む

ま~爺の読書量はそれほど多い方ではないと思う。本を読む目的はほとんどが時間潰し。したがって読むのは小説に限っている。経済上の理由でハードカバーの本は買わない。すべて文庫本である。読むのは往復の電車の中。自宅では小説は読まない。

二年前に新潮社から刊行され、このほど文庫になった村上春樹の「1Q84」全6冊を昨日までに読了した。全巻が発売されてからスタートしたので、読み終わるのにおよそ3週間かかったことになる。電車の中だけのことなので遅々たる読書スピードだ。

文庫も一大ベストセラーらしい。現実の世界と架空の世界が複雑巧緻に絡み合う超現実の世界、すなわち村上春樹ワールドを存分に堪能できる。しかもサスペンスに溢れた恋愛小説である。若い世代層に広く読まれているというのも納得できる。

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