映画「リュウセイ」を観ました

一昨日の夜、大阪駅前の梅田ブルグ7で映画「リュウセイ」を観ましたよ。谷健二初監督作品ということで、な~こさんの紹介です。というのは何と、谷健二監督はな~こさんの中学・高校時代の同級生とのこと。上映終了後、主演の遠藤要を伴って舞台挨拶に登場した谷監督はとても恰好良かったです。

さて、作品そのものですが、一言でいえばま~爺好みの映画でした。「東京物語」の小津安二郎以来、営々と築き上げてきた日本映画の良き伝統を引き継いでいる作品です。片意地はらず淡々と語るような展開には、サスペンスもエロティシズムもありませんが、見終わって心がほっと温まります。

映画の筋書きは観てのお楽しみということにして紹介しませんが、流星を見ながら誓い合った3人の若者の10年後の生きざまを描いています。主演の一人、プロのギタリストから挫折した居酒屋のマスターを演じる遠藤要の存在感に惹かれました。7日までの21時30分から梅田ブルグ7で上映中。

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