国会図書館へ

明日は久しぶりにお休みをいただいて、京都府精華町にある国会図書館関西館へ行ってまいります。学生時代以来親しくしていた倉敷在住の親友が先月亡くなりました。ま~爺は折しも大わらわのときで葬儀に参列叶わなかったのですが、来る31日に芦屋市で追悼会を催します。彼のことを偲ぶよすがとして、彼のことが取り上げられたかつての新聞や雑誌の記事を捜し出してコピーして出席者に配ろうというわけです。

彼は関西学院大学を退学して家業の運送会社を継いだのですが、初心止みがたくというべきか、ベトナム戦争の米国による北ベトナムへの爆撃に抗議して、アメリカ神戸領事館前に徹夜の座り込みを敢行したのでした。小田実さんや鶴見俊輔さんらによるベ平連がスタートするずっと前のことで、「北爆」に対する全国で真っ先の抗議行動でした。テレビニュースで知って加わった市民11人と共に生田署に検挙されました。

当時では珍しい無名の市民による自発的な抗議行動というので、新聞や雑誌などでも大きく取り上げられました。その後の関西ベ平連の運動へとつながる意義ある行動でした。座り込みを始めたのは彼と彼の友人と彼の後輩の3人でした。その友人というのが今この日記を書いているま~爺です。ま~爺は先日もベトナム反戦運動のことをテーマに研究に取り組んでおられる神戸大学の黒川伊織さんから取材を受けました。

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