北インド古典音楽

昨日は北インド古典音楽「雨季のラーガ」を聴きにSTUDIO73へ。シタールの井上憲司さんとタブラの逆瀬川健治さん。このデュオの演奏はこれまでにも何度か聴いたことがあって、久しぶりでしたが懐かしい感じでした。かつてはSTUDIO73の企画で来演されていましたが、最近ではお二人の自主企画とのこと。ゆったりとした会場の雰囲気はありがたかったのですが、採算のことが気になりました。

インド音楽と言えば一曲が何とも言えず長いこと。曲が終わりそうになっても終わらず、またそこから始まって延々と続く――そんな感じで進みます。でも聴いていて、思わず寝入ってしまうということがあっても退屈感を覚えるということがありません。昨日の「雨期のラーガ」もおよそ1時間、短いと断って弾いてくれたおまけのもう1曲も30分。たった2曲だけでしたが、ま~爺は大満足でした。

会場にインド舞踊家の福田麻紀さんが姿を見せていました。麻紀さんにお会いするのは久しぶりでしたので、奈良から来られたというお弟子さんもご一緒でしたが、福田バーにお誘いして3人で低酌。今やインド舞踊の世界では第一人者として大きな存在となられた麻紀さんですが、福田バーがオープンしたころに兄のマスターを手伝ってカウンターの中に入っていたことなど、昔話に花を咲かせました。

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