昔お世話になった人

知り合いのお母さまが出展している作品を見ようと、ミング阪急高槻2階の高槻市立展示館けやきへ。第11回墨遊会作品展。吉川敏夫先生の賛助出品作品と共に、会員13人の36作品が展示されていました。とても見応えのある展覧会です。

知人のお母さまにもお会いできて、会場を辞そうとしたところに、この会を指導されている吉川さんが見えられしばし歓談。ま~爺にとって、吉川さんはいつお会いしても懐かしく有り難い人です。

思えば20何年前になるかしら。吉川さんは経済部長として高槻市に奉職中でした。ま~爺はミニコミ紙を発刊したばかりの新米。農林課の窓口で担当者とやり取りしているところに吉川さんがやって来て、初対面のま~爺に花菖蒲園、森林観光センター、二料山荘、せせらぎの里など、樫田地区の観光施設のトップに紹介してくれたのでした。

その後、吉川さんは高槻市を定年退職され、現代南画の第一人者だった直原玉青先生に就いて南画を習い、直原先生亡き今、押しも押されもしない南画画家として、11グループの弟子たちを率いる指導者になっておられます。

南画を描き教えるかたわら、柱本で7反もの田を耕し米作りにもいそしんでいます。自ら「百姓仕事が健康の秘訣」と言われるとおり矍鑠として大変お元気。人生晩年における最高の生き様を見る思いです。

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