たま絵の15周年祝賀会

摂津峡のさくら祭りは早々と連絡が入って雨天順延。せっかくスタンバイしてくれていたミュージシャンのお二人には申し訳ないことでした。順延と言っても、明日は高槻ジャズストリートの主力メンバーは琵琶湖ジャズフェスティバルへ参加、残りのメンバーもミーティングで、さくら祭りに参加できません。

昨夜のC.V.チャンドラシェーカーさん。素晴らしいかったの一言。日本ならさしづめ「源氏物語」に匹敵するインド古典文学の長編詩劇「ギータ・ゴーヴィンダ」を歌と舞踊で表現するレクチャー。歌の意味は解らなくとも、肉体の動作だけで観客の胸を打つことが出来るなんて凄い表現力です。

チャンドラシェーカーさんの身体の動きは強靭でいて繊細。人間はたとえ言葉や文字などの言語を失うことがあっても、肉体一個あれば思いを人に伝えることが出来るということをあらためて実感させられた一夜でした。終演直後にま~爺はチャンドラシェーカーさんと握手、再会を約してお別れしました。

さくら祭りが順延となったおかげでま~爺は、絵本のまち高槻推進協議会が開く人形劇団京芸のひとり人形芝居「おさん茂右衛門語り草」の準備作業だけは手伝えることに。午後2時に会場のJA高槻本店ビルの2階ホールに行きますが、残念ながら5時からの本番は楽しむことができません。

夕方5時からはかじか荘で、たま絵の15周年記念のお祝いです。温泉に浸かって宴会料理をいただくわけですが、楽しんでばかりはいられない訳があるのです。たま絵は7月に閉店します。おそらく女将のタマエさんから今夜発表されることでしょう。100人あまりの出席者はみんなビックリでしょう。

たま絵は厳選された地酒と手づくりの料理、加えてタマエさんの美貌とやさしさで、客筋のいい店として繁盛しています。ま~爺はたま絵にとってあまりいい客ではありませんでしたが、開店のときのちょいとしたいきさつを気に掛けてくれていて親切にしていただきました。ありがとうございました。

コメントは受け付けていません。