団体で日帰りの旅

昨日のことですが、旅と言っても貸切観光バスに揺られての日帰りでした。老人クラブの地域連合会の役員を中心にした恒例の催しです。行き先はNHKテレビの大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」のご当地で「江・浅井三姉妹博覧会」開催中の長浜でした。

なんて言うこともない一日でした。湖東三山には寄らずに、西明寺前の「一休庵」という食事処で昼食をいただき、長浜の「浅井・江のドラマ館」を覗いて黒壁ガラス館に寄って帰りました。「浅井・江のドラマ館」は文字通り覗いただけ。観光バスが何台も次々と横付けされ、狭い館内は超満員。大河ドラマの写真パネルと役者が纏った衣装の展示のほかには見るべきものは何もありません。入口から出口まで人を押し分けて通り抜けるだけで精いっぱい。かくまで人の心を捉え、人を動かすテレビの影響力にただただ恐れをなしました。

送別会や同窓会と酒席での付き合いが続いたせいで、このところま~爺はちょっと疲れ気味か、体調がもう一つ思わしくありません。昨日も長浜から高槻に帰った後、予定では十三の「十三ベース」まで出掛けて、小柳淳子さんのライブを聴くことになっていましたが、途中で疲れを感じて中止しました。今日は少し一服です。

報告書提出しました

高槻ジャズストリートに後援いただいた各団体への事業報告期限が迫っています。朝から高槻市と高槻市教育委員会あての報告書を作成して、お昼前に提出してまいりました。午後は大阪府、大阪府教育委員会、大阪21世紀協会、大阪商工会議所への報告書を作成、郵送しました。

昨日は高槻夢フェスティバルをちょっと覗いた後明石へ。大学新聞会の同期生が久しぶりに集まっての酒盛り会です。明石駅に15時集合、会場の料理屋の開店までちょっと間があったので、明石城跡の明石公園を散策。明石市立文化博物館で小倉千尋展を鑑賞しました。

鮮魚処の明石だけあってさすがに魚料理は旨かったですよ。集まったのは同級生ですから、揃って70歳。この年になると少々挑発されても誰も熱くなる者いないですよ。自分とは違った主張が語られても、反論するでもなくうんうんとうなづきながら、にやにやと笑っていますよ。

今日はグループ・ミニの第12回油彩画展の鑑賞に高槻市立生涯学習センター1階の展示ホールへ。いずれ劣らぬ力作揃いの素晴らしい作品展。その中でも二人ともま~爺の知り合いなので身びいきと言われるかも知れませんが、石田清美さんと岡邦子さんの作品が圧巻でした。

今夜はNPO法人たかつき市民活動ネットワークの会議にま~爺は呼ばれています。18時30分から、大手町の市民活動センターみんなの家へ。ちょっと気が早いような話ですが、秋に開催する予定の「食の文化祭」に出展する「社会貢献のひろば」の第1回実行委員会だそうです。

NHK神戸まで

関西一円にオンエアされているラジオ放送のNHK‐FM。その番組の「FMサウンドポケット なみはな」が昨日行ったジャズライブの公開生放送スタジオに行ってまいりました。阪神大震災地の神戸から東日本大震災地の被災地に復興の願いを込めて、ジャズの音楽を送ろうという番組でした。2日間にわたる番組で昨日が最終日。東日本の被災地でも録音がオンエアされるとのことでした。

魚谷のぶまさ(b)、高岡正人(pf)、田中ヒロシ(dr)をバックに小柳淳子と阪井楊子が歌いました。演奏も歌も素晴らしかったですよ。ま~爺の拍手の音も観客席に設置されていたマイクを通じて放送されていたはずです。

高槻に戻って来てちょっとした所用でビリーズバウンスに行ったところ、そこではなんと小柳エリコが歌っていました。しかもバックのピアノは山田静香。聴き逃すわけにはいきません。梯子酒ならぬ梯子ライブとなってしまいました。

今夜はSTUDIO73での高瀬佳子コンサートシリーズ「素顔の作曲家たち」の17回目「作曲家の求め続けたロマン」。高瀬佳子を聴く会のメンバーですが、ま~爺にとって高瀬さんのコンサートはクラシック音楽に接する数少ないチャンスの一つ。世界レベルのピアノが奏でるブラームスやシューマンをじっくりと聴いてまいります。高瀬さんのおしゃべりもとっても楽しいですよ。

西成ジャズライブ

キャッチコピーは「此処は大阪のニューオリンズ。演奏家も聴衆もマルハダカ」。西成ジャズライブってご存じ?串カツの新世界に対抗してジャズで西成を賑やかそうということで、毎日4会場のどこか1会場でジャズのライブを開催しています。4会場とはおでんの成田屋、立ち飲みの難波屋、ジャズバーのレイジーエンジェル、カフェのグレインフィールドです。運営するのはドラマーの松田順司さんが代表を務めるヴィンテージ ジャズクラブ。

出演の常連は阪井楊子さん、里村稔さん、廣田昌世さん、山本久生さん、西村有香理さんらま~爺が知っているミュージシャンだけでもそうそうたる顔ぶれ。しかもミュージックチャージは投げ銭です。昨日は反省会の後、西村有香理さんが出演する成田屋へ。ま~爺は19時スタートとばかり思って、セカンドステージには間に合うはずと19時半に駆けつけたところ、なんと日曜日に限って17時スタート、ライブは終わっていました。

成田屋でおでんをあてにビールを一杯いただいてからは、JK茨木まで西村さんと一緒。Jk茨木ではお昼から東日本大震災で大津波の被害に見舞われたライブハウスの復興支援のためのセッション大会を開催中。西村さんはそのステージに出演するために駆けつけたという次第でした。会場には市川芳江さん、小柳エリコさん、あかぎしほさん、やまじまんさんほかの顔ぶれ。そこでやっと西村さんの演奏を聴くことが出来ました。

反省会の日

今日は今年の高槻ジャズストリートの反省会を開きます。恒例のことですが、午後3時に実行委員が集まり、およそ2~3時間かけて話し合いします。会計からは運営費の収支速報も届いています。ま~爺は先日のこの日記に「プラスマイナスゼロが希望的予測」と書きましたが、どうやら100万円近い黒字を計上出来るようです。

反省会が終わると一応ほっとしますが、ま~爺にはしばらく残務整理の役目があります。それらのうち大きなものは協賛金や広告代金の回収。請求書を郵送し振り込みを待つというほかに、電話で支払日を伺い、領収書を書いて集金に行くということもあります。そんなこんなで、6月もなおま~爺にとってはちょっと忙しい月です。

一昨日はニューサントリ5へ小柳淳子さんのライブを、昨日はじゃず家へあかぎしほさんのライブを、2日立て続けに楽しんでまいりました。2日間とも3ステージのライブですが、ま~爺は2ステージで失礼しました。イベントの疲れがのこっているのか、それともこの頃は朝の目覚めが早いせいか、夜更かしがきつくなりました。

目標は68㎏台

ま~爺のような心臓に持病を有する者にとっては、体重管理が健康維持のために不可欠。ま~爺の体重は最近70㎏を切って69㎏台。9という数字は嫌いなので末広がりの8の縁起を担いで何とか68㎏台まで減量したいもの。夏太りのきらいがありますので、ビールの摂取を慎むことにしなくちゃあ。

心臓の持病と言えば、摂津峡さくら公園で売店を開いている恵美屋のご主人とま~爺とは飲んでいる薬も同じで、同病の大先輩です。ご主人は苗字を寺西さんといってROLLYの叔父さんです。ROLLYのファンが一緒に写真におさまってと言ってわざわざ訪ねて来るそうです。

寺西さんとは高槻ジャズストリートの打ち上げのたびにご挨拶を申し上げ、栓抜きや箒などをお借りしたりして、すっかり仲良しになりました。寺西さんの甥っ子のROLLYは高槻ジャズストリートに急遽、東日本大震災被災者救援チャリティーとして出演、約29万円もの義援金を集めてくださいました。

打ち上げました

昨日は打ち上げでした。恒例の通りお昼に摂津峡さくら公園に集まってビールで乾杯に引き続いて、夕方まで牛肉のバーベキューとキングサーモンの刺身に舌鼓を打ちながら歓談また歓談。100人以上のボランティアスタッフが集まりました。

どんな楽しみでもそうですが、楽しむ人の裏にはそれを準備する人がいます。前夜から準備のために働いてくれたK君、2台の小型トラックで鉄板やテーブル、飲食材などを倉庫から運んで倉庫に収めてくださった同じK君ともう一人のK君、ありがとう。ご苦労様でした。

今週の日曜日は反省会です。運営費の収支にどんな結果があらわれるか、昨年が大幅な赤字を計上しただけに、今年の結果によっては来年以降の継続開催が危ぶまれます。何とかプラスマイナスがゼロぐらいに納まらないかというのがま~爺の希望的観測です。

ヤレヤレという感じ

高槻市と業者に回収いただいたあとに集積された小型トラック一杯のゴミを今日、真鍋さんに運転してもらって前島クリーンセンターまで捨てに行って来ました。これにて一巻の終わり、ヤレヤレという感じです。あとは忘れ物の処理、事務局の清掃、倉庫の整理ですが、こちらの方は時間をかけてゆっくりとやります。

広告料の回収や礼状の発送もありますが、今週の日曜日の打ち上げ、来週の日曜日の反省会のあと、運営費の収支速報が出てから取り掛かることにします。

昨日の日曜日は久し振りのお休みでしたが、ま~爺は元気なもので、お昼から御堂筋オープンフェスタへ。ジャズゾーンでは森川奈菜美、東かおり、小柳淳子とヴォーカル3人娘が次々とステージに登場して熱唱。約3時間立ちっぱなしでしたが、高槻ジャズストリートでは演奏を楽しむことが出来ない憂さを存分に晴らしてまいりました。

今年も無事終了

高槻ジャズストリートに限らず、イベントの成否を握る最大のカギはお天気。初日の午後にあわやという雲行きが生じたものの何とか持ちこたえてくれて、2日間とも好天に恵まれました。お蔭で今年も成功を収めました。

何をもって成功と言えるかといううと、大震災の直後ということで心配された人出が例年以上に多かったということ、そして何よりも大きな事故もなく無事に開催できたということ。これ以上のことはありません。

今年から新会場となった関西大学のキャンパスですが、ビッグバンド会場として設定しましたが、駅からやや離れているということで集客面で不安がありました。ところが2日間とも満員の200人から300人もの聴衆を集めて大成功でした。出演のミュージシャンの方々にもとても喜んでいただいたようです。

このほかに異色の会場として注目されていたのは今年はミュージシャン対象のワークショップ会場となった大阪医大歴史資料館の講堂とCD販売会場として今年から登場した高槻セレクトシナマ。両会場とも大成功を収めました。ワークショップはどの回も100名の定員最大の入場者で賑わいましたし、映画館も各回とも満員の盛況でした。演奏時間帯の前後に上映した映画「ジャズ大名」も立ち見が出るほどの賑わいを見せました。

本番まであと3日

大震災直後に開催する今年はこれまでとはちょっと心持ちが違います。アーネスト・アンダーソンの来演は中止となったものの、日野皓正、ケイコ・リー、岸ミツアキ、川嶋哲郎、フライド・プライド、中本マリ、松永貴志、古谷充と、ネームバリューのあるミュージシャンが来演してくれますが、聴衆ははたしてこれまでのように大勢来てくれるだろうか、という不安感が拭えません。

この2か月間、ま~爺はいささか奮闘しました。資金集めに始まって警察署や消防署などとの交渉、公共ホールや大学・百貨店など会場との打ち合わせ、倉庫やミュージシャンの宿泊の手配、ゴミ処理料金の免除とゴミ回収の依頼、大中小のメディア対策、ポスターやパンフレットの配付、果ては会場の樹木に巣食う毛虫退治の交渉まで、実に気の休まることのない状態でした。

しかし、ま~爺が忙しく立ち働いたことは、本番を迎えるための準備作業全体の何分の一に過ぎないのです。ま~爺の手の届かないところで、何人ものボランティアスタッフが自分たちで引き受けた役割をこなしているのです。パンフレット班、ウェブ班、音楽班、器材班、飲食班、フリマ班、バス班、運搬班などいろんな班に分かれて、若く優秀なボランティアスタッフが働いてくれています。

週間天気予報によると今年も雨天は避けられそう。しかし、大震災の後です。自粛ムードはまだ濃厚です。聴衆は来てくれるだろうか? 全会場に災害被災者支援の募金箱を設けて、チャリティーを呼びかけます。どうか高槻に来て、たくさん募金をしてください。Tシャツも買ってください。そして素晴らしい音楽を聴いて元気を持って帰ってください。今年こそ「みんなおいでよ」。