言っても詮方ない話

ここに書いても仕方のない話ということは重々承知の上で、いつかは書いておきたいと思っていたことを書きます。無茶苦茶腹の立つことです。

国道170号線の歩道改修工事がなされてもう1年は経ちますが、この工事が大問題。事務局のある城北通商店街から市役所に向かうとき、この歩道に自転車を走らせます。市役所までの間に国道からの進入車道が5~6本ありますが、車道と歩道とを仕切るコンクリートブロックの段差が高く、そのエッジの勾配が鋭角のため、自転車のタイヤへの抵抗があまりにも大きすぎます。

車道から歩道に乗るたびに、自転車の車輪を通じて受ける自転車と身体への大きな衝撃。自転車の寿命も人の寿命も縮み兼ねないほどの痛撃です。

どうしてこんな設計にしたのか?コンクリートのエッジの角度をもう少しゆるやかな角度に出来なかったのか?この角度にするよう誰が設計し誰が決済したのか?「責任者出て来い」と叫びたい。工事の担当責任者は一度この歩道を自転車で走ってみるといい。

コンクリートブロックのエッジの角度をゆるくしたからといって、工費が増すわけでもなし、要は工事担当者の心根の問題。利用者の身になって設計し、施工するよう、当たり前のことながら強く望みたい。

高瀬佳子コンサート

昨夜は高瀬佳子コンサートシリーズ「素顔の作曲家たち」の15回目の演奏を聴きにSTUDIO73へ。今回のテーマは「作曲家たちのあこがれ」。バッハ、ベートーヴェン、シューマン、シューベルト、ラヴェルらの作曲家たちがそれぞれに抱いたあこがれについて高瀬さん自らがお話されて、その作曲家の曲を演奏されました。情感溢れるピアノの演奏もさることながら、高瀬さんの暖かい語り口も魅力的。

2002年にスタートしたこのシリーズも今回が15回目ですから、すでに都合29回も演奏と語りをこなしてきたということ。そうなんです。高瀬さんは1回のテーマごとに必ず2回演奏するという、クラシックのピアニストにとってはまことに過酷な役割を果たされてきたのです。しかも、いつものことながら、高瀬さんの演奏はすべて暗譜演奏。一体高瀬さんの頭の中には何ページ分の楽譜が詰め込まれているのかしら?

今日のま~爺はゆっくりです。朝一番に個人的な用事でピアノ調律士の岡川さんにお会いした後は、例によって例のごとく「天然温泉 鳥飼の里」へ。湯疲れが出るほどたっぷりと湯に浸かり、ここ数日分の疲れを癒しました。今夜は日野皓正クインテットも出演する「He knows jazz orchestra」のコンサートを聴きに阿倍野区民センターまで行ってまいります。帰りは新世界あたりで串かつパーティーでも。

検査結果のご報告

昨日の検査結果を報告します。大局的にはま~爺の健康状態は2年前と比べて懸念されるほどの大きな変化は見られないという判定でした。

細かいことを言えば、胆のうに少量の異物(石というほどではない砂か何か)がある、右の腎臓の一部に歪みが出ている、胸の大動脈がやや変形している、などの所見が述べられました。いずれも加齢によって発生する異常ということでした。

持病の心臓についても、2年前の状態を維持していると言うことで、これまで通りの治療と節制を続ければ、これまで通りの日常生活を送っても差し障りがないとのことでした。

ということで、ま~爺はこれからも、毎月1回は通院治療を受け、毎食後に薬を服み、アルコールの摂取は極力控えながら、元気に走り回ることに致します。

事務局の片づけにも見通しがついて、来週からは日本芸術文化振興会基金の助成を申請すべく、作業に取り掛かる予定。

今日は大検査の日

今日は2年に1回行う検査の日。ま~爺は10年前に大病を患って依頼、毎月病院に通って血液検査を受け、診察していただいて、調合された薬を毎日3回服んでいます。毎月の検査の他に1年毎に検査があり、さらに2年ごとに大きな検査があります。今日がその日。午後2時半からです。

検査は血液、尿、便の検査の他に、レントゲン、心電図、エコーなどの検査。朝食はOKでしたが、昼食は絶食です。検査では心臓の状態以外にも肝臓のGOT、中性脂肪値、尿酸値なども判明するため、食事や酒で不節制していると、たちまち医師(女医)に叱られます。要注意です。

このところエリちゃんと二人で取り組んでいる事務局の片付けですが、昨日から今日にかけて大分進みました。明日掃除機で隅の埃を吸い取って、捨てるものを倉庫に寄せて、箱に詰まっている事務用品などを整理整頓すれば、ほぼ終了しそう。お腹空いたけど昼食は我慢。検査に行ってまいります。

映画「ヴィヨンの妻」を観て

根岸吉太郎監督の映画「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」を観ました。根岸吉太郎は昔からま~爺贔屓の監督で、たしか去年だったか、「サイドカーに犬」を観た感想をこの日記に書いたことを覚えています。

根岸吉太郎はヒロインを引き立たせることの上手い監督。「サイドカーに犬」では竹内結子を、「ヴィヨンの妻」では松たか子を、どちらもこれまではまだ超一流とは言えない女優に超一流以上の演技をさせています。

岩下志麻を超一流の女優に仕立て、彼女と結婚した篠田正浩監督に比肩出来得る力量かとも。根岸吉太郎は日活ロマンポルノ出身。神代辰巳といい藤田敏八といい、日活ロマンポルノは優れた監督を輩出しています。

余計なことながら、「ヴィヨンの妻」で原作者の大宰治がモデルの主人公を演じた浅野忠信はとてもいい役者ですが、高槻ジャズストリート実行委員会機材班メンバーのに~やん(なべちゃん)こと渡辺尚昭さんにそっくり。

とくに斜め前から見た横顔がまったく一緒。に~やんは実はいい男だったんだと、あらためて見直しました。に~やんのやや自己破滅型を装う日常の振る舞いも何処かしら浅野忠信演じる映画の主人公に似ています。

と言っても、に~やんのことはBIRDでのに~やんしか知りませんが、しかしこのごろでは、に~やんは早い時間のBIRDの風景をなす存在。早い時間にBIRDに行って、に~やんの姿がなければ、なんかBIRDではないみたい。

60代最後の誕生日

昨日はま~爺の誕生日でした。69歳になりました。お祝いとのことで、JKカフェの皆さんから帽子を贈っていただきました。ありがとうございました。

その帽子を被ってご招待をいただいた夕食会にに赴き、ご馳走で満腹となったところでお誘いがかかり、小柳淳子さんの歌を聴きに大阪・天満のじゃず家へ。

なんと、セカンドステージの冒頭、いきなり小柳さんはま~爺のために「ハッピーバースデー」を歌ってくれました。驚きました。感激しました。とっても幸せでした。

今日が誕生日だと告げたわけではありません。ま~爺の自称介護人M嬢が席の予約を取る電話でマスターに話し、マスターから小柳さんへというのが真相らしい。

あっという間の70年、とくに50歳からの20年は早かった。ま~爺は長生きをしたいと思ったことは一度もありませんが、今夜は生きていて良かったと思いましたよ。小柳さんありがとう。

あくあぴあ芥川に貸していたテント6張を受け取りに、自転車で郡家の倉庫へ。30分もかからない距離なので、去年までの五領に比べるとラクチン。

片付け、また片付け

催しが終わった後はいつものことながら、しばらくは連日の片付けです。昨日までは事務局と隣室の倉庫を片付け、真鍋さんに車を出していただいて、大量の廃棄物を処分しに前島クリーンセンターへ行ってまいりました。廃棄物処理手数料免除の期限が10日でしたので、それに間に合わせました。

3ヶ所の倉庫には資材や機材をとにかくランダムに納めたという状態です。発電機に残したガソリンの始末が最優先です。とりあえず昨日、前島クリーンセンターから帰って、郡家の倉庫へ駆けつけ、発電機からガソリンを抜きました。倉庫の片付けは来週からボチボチやろうと思っています。

しかし、再来週には吹田ジャズゴスに貸し出した資材と音響機材が返されますし、月末には大津ジャズフェスに大量の資材と機材を貸し出します。来月には高槻の動物愛護団体の催しにテントを提供します。物品の出し入れがこうも続くと、なかなか完全には片付けるというわけにもいきません。

今日は絶好の秋日和。ま~爺はこれから高槻市の元要人たち3人と昼食会。明日は御堂筋kappo。バス班黒幕の前野さん、写真班リーダーのコカっちゃん、アニーさんらと一日頑張ります。明後日は野見神社の秋祭りのお手伝い。連休でもなかなか休めないですね。どこかで大型連休をいただこうっと。

寺島実郎氏の講演会へ

昨日は友人との昼食会のあと、高槻商工会議所が高槻現代劇場中ホールでで開催した寺島実郎氏の講演会へ。友人を伴って梅田から急遽引っ返しました。寺島氏の講演は聴きたいと思いながらうっかりと忘れていたのを、やっくんこと山本さんから電話を貰って、やっと間に合ったという次第。もちろん山本さんも同行。寺島氏の講演はとても素晴らしいお話でした。

演題は「時代の潮流と日本の進路」。サブプライムローンの破綻とイラク戦争の失敗によって、アメリカとドルの一極支配が終焉を迎え、中国が急速に台頭しつつある国際情勢の中で、日本の進むべき道について、豊富かつ緻密なデータをもとに解き明かしてくれました。世界はいままさに大きく、しかも急激に変わろうとしている――その様子が目に見えるようなお話でした。

寺島氏のお話でとくにま~爺の印象に刻まれたのは、近い将来に日本は世界第2位の経済大国の地位を中国に明け渡すことになるが、悲観するに及ばない、ということ。日本の人材力と技術力を持ってすれば、近い将来には日本は資源大国となり、食料生産力も増大して、食糧自給国家になるであろう、ということでした。寺島氏はその根拠について次のように話されました。

日本は国土面積では世界で36番目の島国ですが、支配する海洋面積では世界で6番目。海底の多くの海底火山の周辺には稀少金属をはじめとする貴重な資源が眠っています。今は依存しているアメリカの軍事衛星に代わって、自前の宇宙衛星を所有することで周辺海底への探査能力を得て、それに採掘技術が加われば、日本は一躍資源大国になるとのことでした。

農業大国への道も然り。農業経営を株式法人化するなど大型化し、優秀な経営力と技術力を導入することで、品質の高い農産物を効率良く、大量生産することが可能となります。すでに日本の農産物は、大きくは輸入する一方で、一部では輸出もしています。東南アジアでは日本産の果物が、北欧諸国では日本産鮮魚の刺身がスーパーで売られているとのこと。

秋の催しが終わって

高槻ジャズストリートにとっての秋の催し、「食の文化祭~高槻ジャズとグルメフェア~」が4日に成功裡に終わって、ほっとしているところ。昨日はお昼過ぎまで片付けに追われましたが、その後は例の「天然温泉 鳥飼の里」へ。温泉効果をたっぷりと浴びて、昨夜は熟睡したお陰で、今日は気分爽快。

催しには大勢来てくれました。67ブースにおよぶ出店ブースでは開店後1時間あまりで早くも「売り切れ御免」の表示が出る店も。ジャズの演奏を聴きながら、テーブルに座ってゆっくりとお酒と美味しい食事を楽しめるという趣向が功を奏したようです。150卓600席のテーブルは終始満卓の盛況でした。

食の文化祭の立案者であるJKのじゅんこと北川氏の当初のネライは、「高槻の伝統、高槻の文化」に根ざした「街のオリジナリティー(独自性、特色)が感じられる」ブース構成でした。その点では100%とは言えず、志半ばという感なきにしもあらず。来年は準備期間を十分に取って頑張りたいもの。

朝日新聞の地域版に坪倉由佳子記者の記事が掲載されていましたが、今日は高槻市総合センター15階のレストラン「和献洋彩 にんにん」の開店日。楽しみにしていましたが、友人から電話があって、お昼は梅田界隈で食事することに。その後は毎月第一火曜日と決まっているある集まりがあり南森町へ。

催し開催の週は・・・

高槻ジャズストリートの秋の催し「食の文化祭~高槻ジャズとグルメフェア~」の本番まであと5日間。昨日からの1週間は、ま~爺がもっとも緊張するとき。公園目的外使用許可書、廃棄物処理手数料免除決定通知書などの書類をいただきに高槻市役所の担当部署を回ります。これらのことを忘れると大変です。

書類よりもっと大事なことは、カギの受け取りと電源の確保です。昨日も城跡公園のカギの受け取りと電源提供のお願いに城跡公園管理事務所へおじゃましました。金曜日までには、市民グランドのカギの受け取りと電源確保、城跡公園全体のカギの受け取りのため、担当部署を回ります。

倉庫の出入庫手続きとカギの受け取りも忘れてならないことの一つ。ニチレイフードへの氷をいただくお願いと受け取りの打ち合わせもありましたが、この方は昨日のうちに文書をファックスすることで完了です。ま~爺のメモ代わりにあれこれ書きましたが、これらのほかに何か忘れていることはないかしら?

おっと、大事なことを忘れていました。傷害保険の加入手続きです。ボランティアと参加者を対象にした傷害保険ですが、秋の催しでは、社会福祉法人大阪府社会福祉協議会のボランティア・市民活動行事保険に加入します。明日にでも保険加入手続きにボランティア市民活動センターに行ってまいります。

ボランティア市民活動センターでもう一つ大事なことを思い出しました。会場の近隣に配布する挨拶状の印刷です。データは出来ていますが、今年は明日届くパンフレットと一緒にポスティングしようと、保留状態になっていました。明日あたりからほとんどま~爺一人で配らなければならないようです。