転機を迎えているかも?

「何処の馬の骨か分からん若いヤツらがアホなことやっとる」――高槻ジャズストリートが登場したとき、まちの有力者たちの間で交わされていた会話です。その頃、彼らに接する機会が多かったま~爺がしばしば耳にしたことでした。

まったくその通りで、高槻ジャズストリートが成功を見たのは、その担い手たちが「他所者、若者、馬鹿者」という、いわゆる町おこしの主体が備えるべき三大要素をすべて備えていたから、ということが言えるでしょう。

その彼ら、彼女らも10年という年月を経て、馬鹿な若者ではなく、分別をわきまえた立派な大人となり、他所者ではなく、ジャズストリート成功の評価を得て地域社会の中に深く迎えられ、その要職に就くまでになったのです。

その意味で、仕掛け人であるJKのじゅんこと北川氏に限らず、高槻ジャズストリートの担い手たちは地域社会から期待されるとともに、それ以上に地域社会に対して責任を負う立場に立たされているということです。

記念すべき第10回を成功させて、今年新たなスタートを切ったからには、そしてジャズストリートを続ける限りは、滅多にはヘタを打つことは許されないということ。責任はますます重大です。

ボランティアスタッフの人数も年々減少し、高槻ジャズストリートを担う主体の力量はトータルとして減少しています。その力量以上に無理を重ねることは失敗を招くことにつながります。

高槻ジャズストリートの力を少しでも大きくするにはどうすればいいか?担い手たちがこれまでに培ったノウハウを提供しつつ、企業や地域の人々の力を引き出し、その力を借りることではないでしょうか。

以上は、このところのミーティングの議論を聞いていて、ま~爺がつくづく感じたことです。今年新たに加わるかもかも知れない原会場、アクアピア会場の運営についても同じことが言えるのではないでしょうか。

昨日もやっくんこと山本さんと松坂屋、西武百貨店、アクトアモーレ、阪急駅前南商店街など今年も会場を提供いただく企業や団体の担当者を訪ね、これまで以上にご協力いただくよう強く要請しました。

明日は原会場に名乗りを上げておられる地元の中心メンバーの一人、畑中農園代表の畑中喜代治さんに事務局までお越しいただいて、話し合うことになっています。チェアーマンの山本さんにま~爺も同席します。

明日からエコフェスタ

「待ったなし!未来へつなげるまちづくり」――高槻市中心市街地活性化フォーラムのキャッチフレーズです。その3回連続のまちづくりフォーラムの2回目が昨日15時から、大阪医科大学歴史資料館で開かれ、JKのじゅんこと北川氏、やっくんこと山本さんらと一緒に、ま~爺も参加。高松丸亀町商店街振興組合理事長の古川康造さんのお話しを拝聴しました。

明日からの2日間は、「たかつきエコフェスタ2009」。キャッチフレーズは「集まれ つながれ 高槻でがんばる エコな人」。うまいこと考えるものですね。10時から、高槻市立生涯学習センター1階の展示ホールで開催されます。高槻ジャズストリート実行委員会も出展、エコ班の活動を中心に写真展示します。

この時期はまだエコ班が立ち上がっていませんので、設営にかかわるスタッフ不足。13時からの設営に、うれしいことにラマンタの男こと天野さんが駆けつけてくれ大奮闘。ま~爺一人ではどうにもならなかったところでしたが、お陰で大助かりでした。明日から2日間は夕方まで、ま~爺は会場のお留守番です。

鳴呼、中村あゆみ

昨夜の高槻現代劇場。興奮のルツボと化した中ホール。中村あゆみのコンサートでした。素晴らしかった。大ヒットした「翼の折れたエンジェル」を残して引退、十数年のブランクのあと4年前に復帰して頑張っている中村あゆみ。実力派の歌手であることをあらためて認識させられました。

チケットは完売。福岡や広島では席を余したというのに、高槻は完売。中村あゆみにとって東京・渋谷以来の快挙だったとのこと。やったね立花さん。ご本人とま~爺の間でしか通用しないかも知れないことながら、とにかく「おめでとう、ご苦労様でした」と、立花さんに一言述べたい気分です。

コンサートの昂ぶりを抱えたまま、猫猫(MAOMAO)で食事をいただいて、サントリーバー、BIRDとはしご酒。コンサートに限らず、素晴らしい公演にめぐり合った後は、もったいなくて、家に真っ直ぐに帰る気がしないもの。文化芸術の高揚は夜のまちの活性化に繋がるものと、ま~爺は深く確信します。

夜は高瀬佳子コンサート

今年も会場として一緒にやりますか?ということで、茶ろん昭和40年へ。相変わらず元気溌剌のおヨネさん。この人ともま~爺は長いお付き合い。ロッキーハウスのころかだから20年は越えているね、という話に。今日の用件はおヨネさん、快諾でした。

お昼は香港帰りの猫猫(MAOMAO)へ。しばらくお店をお休みしていたこともあって、久し振り。今年初めてかな。ま~爺は今日は酢豚。変わらず美味しい。デザートにいつも頼む好物の杏仁豆腐が無かったことが残念でしたが…。

高槻市へ後援申請書を提出に。昨日のうちにやっくんこと山本さんに予算書を作成してもらっていたし、開催概要書も先日までに用意していたので、月曜日の予定を繰り上げて届けることにしました。

今夜は高槻が誇る世界のピアニスト、高瀬佳子さんのコンサート。「素顔の作曲家たち」シリーズの14回目。「作曲家、師匠とその弟子」をテーマに、ハイドン、ベートーヴェン、リストなどの名曲が高瀬さんのトークを交えて、演奏されます。

なお、会場のSTUDIO73は狭いので、毎回同じコンサートが2回開かれます。2回目は1月18日(日)、午後2時30分開場、3時開演。前売り2500円、当日3000円ですが、まだ残席があるかな?どうかな?

さあ~、という気分

戎っさんが終わると、大阪の町は正月気分が払拭されます。今日あたりま~爺も「さあ~やるか」と言う感じ。昨夜も、チェアーマンのやっくんこと山本さんと、今年の会場のことで下相談しましたが、まず店舗会場の意向と用意を確かめることがま~爺の役目。

高槻市の名義後援申請を行う準備も急がねばね。開催概要書を作ること、予算書の作成をやっくんこと山本さんに頼むこと。あっ、それから協賛と広告をお願いするための準備にも取り掛からねばね。ま~爺が事務局入りした第6回以降の資料を整理して、綿密な計画をたてようっと。今年は厳しいとのことですから。

今月23日、24日の2日間、高槻市立生涯学習センター展示ホールで開催される「たかつきエコフェスタ2009」への出展準備も控えています。写真のほかの掲示物のデーター作成はエリちゃんに頼んでいますが、エリちゃんはとても忙しい人ですから、間に合わせてくれるか心配だ。

明けさんのブログ更新

高槻ジャズストリート実行委員会の写真班とウェブ班のリーダーだった写真家の明さんのブログ「天空」が約1年ぶりに更新されました。NGO団体カンボジア地雷撤去キャンペーンの現地駐在員として、1年2ヶ月間もカンボジアで活動するため、さる5日に日本を離れ、中継点のタイに立ち寄った様子がレポートされています。

ま~爺には文中にリンクを貼る術がありませんので案内できないのが残念ですが、Googleで「明博史」を検索して下さい。索引のトップに「天空:tianncoo」が出ます。

明日は宵戎。野見神社の賑わいをよそに、ま~爺は夕方までお休みをいただき、神戸・須磨に出かけてまいります。須磨寺の寿楼臨水亭で初句会。温泉に浸かって、ご馳走をいただいて、句会を楽しみます。その分10日は城北通商店街の豚汁まつりでは、豚汁の配り役として奮闘する覚悟です。

いつまでがお正月?

今年は4日が日曜日だったせいで、高槻市と高槻商工会議所が共催の年賀交換会は5日でしたが、本来ならこの催しが仕事始めのはず。毎年のことながらま~爺も末席を汚しましたが、世間はどうもまだ正月気分がぬけ切らない様子。

松の内という習慣があって、松が明けるのはいつかと言うことになると、京都は8日で、東に行くと15日だったりと、地方によってまちましであるらしい。大阪では「えべっさんがすまないと」などと言われます。

その初戎が9日から3日間。高槻では野見神社が参拝人で賑わいます。参道の城北通商店街では毎年10日、参拝客に豚汁の振る舞いがあり、ま~爺も手伝います。

そんな気分の中、昨日はチェアーマンのやっくんこと山本さんとパンフレット班のエリちゃんが今年のパンフレットについて打ち合わせ。ま~爺も立ち会いましたので、今日は光文社に出向いて見積もりなどの相談をしてまいりました。

そろそろまずは、会場を決めることから作業を進めていかなければ。えべっさんの終わるのを待っている暇はないということ。来週は今年のミーティングのスタートです。

年末年始のま~爺

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

大晦日に釜ケ崎三角公園で行われた年越しライブに行ってまいりました。ジャズの部では阪井楊子(ヴォーカル)、元岡衛(ピアノ)、廣田昌世(ベース)、松田順司(ドラムス)のカルテットが演奏、阪井楊子さんが大受けで、お菓子やら飲み物やらの他に千円札のチップも届けられていましたよ。

ライブが終わったあと、西成警察署の並びにある立ち飲み屋の「難波屋」へ。酒も肴も安いこと、ビックリでした。店の奥にライブスペースがあって、ときどきライブが開かれる様子。年越しライブの出演者も引き続きライブ。ま~爺は早々と出来上がってしまって、ライブの前に退散でした。

二日はコダちゃんから「JR高槻駅に10時集合」の声がかかり、 どんな顔ぶれかと待つうちに明さん、香山さん、M嬢が揃い、伏見稲荷へ。下の露店でビールとおでんで景気づけ、途中の茶店で一服したほかは休まず頂上へ。きつかったですよ。茶店で食べたきつねうどん、店の名前を書くのは遠慮しますが、ほんとうにまずかったです。

この日は、NPO法人カンボジア地雷撤去キャンペーンの現地駐在員として1年間カンボジアで活動するため、5日に日本を離れる明さんの壮行デー。夜は居酒屋の「はなの舞」へ。昼の5人のほかにシュトちゃん、リュウちゃん、マナベさん、マナブちゃん、それに高槻在住のCMCメンバーのFさん。明さんを囲んで賑やかな集いになりました。

4日の今夜も2日の続きがある様子で、カンボジア料理の「すろまい」に8時集合とのこと。いよいよ明日が出発日ですから、明さんとの名残りは尽きそうもなく、どんなメンバーが揃うか分かりませんが、また遅くなりそう。

どうぞ良いお年を

今年も余すところ1日。あなたにとって今年はどんな年でしたか?3月末に俳句の師である清水基吉を喪ったま~爺には沈痛の年でありました。師と仰ぐ人を失うということがこんなにも辛いことであるとは、正直言って想定外のことでした。

朝日新聞の今年最後の夕刊となった12月27日付「素粒子」欄に、清水基吉の俳句が登場しました。最晩年の一句です。

今年も多くの訃報。3月に亡くなった芥川賞受賞の俳人の句で、締めくくる。〈小便の出どころ寒し年を越す〉清水基吉

清水基吉が「雁立」で芥川賞を受賞したのは昭和19年。清水基吉の小説の師は横光利一。今日が横光利一の忌日です。

  寂しや師の亡き後の横光忌    卓 三

みなさん、どうぞ良いお年をお迎えください。

クリスマスプレゼント

話は2~3日ほど古くなってしまいましたが、JKカフェの中野店長が早くから、ま~爺へのクリスマスプレゼントがあるとか何とか言ってやけに入れ込んでいるなあと思っていると、実はこれだったんですね。

知人の何人かから「TOKKに載ってたよ」と電話がありました。正月号14面の「ちょい駅散歩」にま~爺がイラストで登場。校正刷りで記事をチェックして、早くからキャッチしていた中野店長ですが、実は自らもバッチリとイラストに。

紹介されているお店は「はるぴん」「JK CAFE」「福田バー」の3店。どのお店もま~爺が開店以来長く(贔屓にしていると言っちゃいけません)お世話になっているお店。ま~爺と親しい人はま~爺が仕掛け人と思って電話を寄越したらしい。まったく偶然の一致です。

クリスマスプレゼントはもう一つ。新チェアーマンのやっくんこと山本さんは陶芸家でもあられて、クリスマスの日に焼き物の自作をプレゼントしてくださった。なんと、ま~爺用の骨壷。

かねてよりま~爺が所望していたもので、有り難くもうれしい限り。ざっくりとした手触りの蓋付きの逸品で、側面に「ま~」と描かれています。「~」が長~くて、「爺」がないのは、死んでしまったら爺でも何でもないよ、ということか。

ま~爺の唯一の遺言は「葬儀無用」ですが、焼きあがった骨だけは邪魔にならないよう、骨壷に入れて墓に納めてくれれば有り難い。そのための骨壷ですが、実際に骨壷として用いるまでは、梅干か何か酒の肴でも入れて日常の役に立てようかしら。