公開討論会開催へ

衆議院大阪10区選挙区の全候補者が一堂に会して開く公開討論会の開催が本決まりとなり、その説明資料を作成して、朝から各候補者の選挙事務所まわり。この公開討論会は高槻まちづくり株式会社(略称=まち株)が主催するというので、それならま~爺もひと働きしなければなるまいということになったもの。

午後はまち株の社長で、公開討論会の言いだしっぺであるJKのじゅんこと北川氏に伴われて高槻市役所へ。3階の記者クラブ室で記者発表。記者から「10区では公開討論会はどうなっているんだろう、開催されないのかなあ、と思っていたところです」などと、とても大きな興味を持って迎えられました。

公開討論会の告知チラシは今日の夕方までには明さんが制作、今夜のうちに印刷して、選挙の公示と同時に配布スタート。なにしろ4人の候補者のスケジュールの調整に時間がかかり、最終決定が遅れたために、PRの準備がややドタバタしてしまいました。当日は満員の聴衆で会場を埋めたいと思っています。

あっ、そうそう、公開討論会を開くのは9月8日(木)午後7時から9時まで、会場は高槻現代劇場中ホールです。候補者全員が一堂に会しますので、一挙に全候補者の生の姿に接することができ、それぞれの政策を聴き較べ、人間性も判断することができます。一票を投じるべき候補者を選択できる絶好のチャンスです。

そして公開討論会の司会進行役を務めるのは高槻ジャズストリートの若い二人の実行委員。石井洸史君と石津和子さんです。石井君は京都大学、ナギちゃんは追手門学院大学、二人とも3回生。公開討論会の司会進行役に大学生があたるというのも異例のことで、若い世代の有権者の関心を高めることでしょう。

今夜はお楽しみ

オーディオ専門店ハイファイ堂のメルマガ記者cappuccinoさんからお誘いをいただき、梅田のライブハウスJAZZ ON TOPへ行ってまいります。まったくの偶然ながら、今夜の出演は上杉亜希子さん。高槻ジャズストリートのホームページの掲示板にご本人自らライブの案内を書き込みされていますが、その上杉さんのそのライブです。

ボーカルの上杉さんのバックでピアノを弾くのはなんと佐藤允彦さん。上杉さんのお師匠さんということで、上杉さんの歌の伴奏を勤めているそうです。ま~爺は上杉さんのことはまったく存じ上げませんが、佐藤允彦さんといえばビッグネーム、高槻のSUTADIO73へも最近ときどき出演されますので、ま~爺も何度か聴かせていただきました。

誘ってくださったcappuccinoさんは高槻在住の女性で、ちょっと以前にJKのじゅんこと北川氏を取材された方。今夜のライブにも「北川さんにもぜひ」とのお声がかかりましたが、あいにくその北川さん、今夜は大阪市内の生野区あたりで焼肉をつつきながら、自転車クラブの作戦会議とか。鈴鹿サーキットのレースで優勝をめざすそうです。

今日は病院へ

同じタイトルでこの日記に書いたことがあるようですが、6週間に1回が前回から7週間に1回となり、今日がその病院へ行く日。朝食を抜いて行う採血だけは朝の8時に病院へ行ってすませてきました。診察は午後3時からですが、いつものことながら長時間待たされて、診察が終わるのは遅くなりそうです。病院は自宅に近い淡路の淀川キリスト教病院ですから、大した用事がなければ、直行帰宅ということにさせていただくつもりです。

ところでま~爺の病気は報道などで知るかぎり、元読売ジャイアンツ監督の長嶋茂雄さんと同病です。長嶋さんは脳梗塞を起こしたあと病院へ担ぎ込まれるまで相当の時間を要したために後遺症が重かったようですが、ま~爺の場合は脳梗塞発症後救急車でただちに病院へ運ばれたため、比較的軽い後遺症状ですみました。しかし、脳梗塞を発症させた原因は二人とも同じ。正式の病名は拡張型心筋症といって、一生投薬治療が必要です。

こんなことを書くと心配してくれる向きがいるといけませんので念のために書きますが、実際のところは大したことはないのです。お医者さんから禁じられているお酒を多少は飲んでもなんてことはなく、その他の日常の生活にもまったく何の支障もありません。毎日服用する薬がよくマッチングしているおかげかもしれませんが、それだけに薬の加減を調合するための定期の診察だけはどうしても欠かすことができないわけです。

なるか?ホコ天

ミニコミ各紙に秋の催しのフリーマーケットの出店募集要項を掲載いただこうと依頼のファックスを準備しているところに、JKのじゅんこと北川氏からお誘いがかかって市役所へ。城北通商店街を歩行者天国にするための社会実験について、高槻警察署と高槻市との交渉が難航しているため、何とかしなければと大阪府茨木土木事務所のスタッフを交えて、高槻市道路河川室の担当者との打ち合わせ。

高槻市と大阪府警との話し合いが予定通り順調に進めば、10月14日から20日までの1週間、城北通商店街を車両通行止めにする社会実験が行われます。社会実験にはたくさんの人手が必要ですので、およばずながらま~爺も協力するつもり。社会実験によっていい調査結果を得ることができたなら、もしかすれば来年の高槻ジャズストリートのころには、城北通商店街が歩行者天国になっているかも。

高槻市役所での打ち合わせが終わったのがちょうど正午。JKのじゅんこと北川氏と一緒に地下1階の職員食堂へ。味噌汁とご飯がついた鱈のフライの定食。ご馳走になって値段のことを言っちゃ失礼ながら、420円と値段のわりにはおいしかったですよ。庶民の昼食どころとしてお勧めです。ま~爺は市役所へ用事で行ったついでなどによく利用しています。ただし12時を過ぎると立て込みますがね。

昨日といい今日といい、お昼ごはんをいただきながらJKのじゅんこと北川氏から聞かせてもらう室蘭のみやげ話は楽しいもの。ホームページの掲示板にも室蘭のクルーズたちが感想を寄せていますので大体想像できますが、将来の関係がとっても楽しみな素晴らしい交流をして帰って来たようです。これから明さんがホームページで紹介する遣室蘭使たちのレポートが待ち遠しいかぎりです。

提言への感想

昨日は秋のイベントに向けて2回目のミーティングが開かれましたが、ま~爺は欠席。高槻市長から諮問を受けて約2年間の審議を重ねてきた「たかつき市民参加懇話会」が提言を発表し、市民の討論に付するために開かれたフォーラムとバッティング、懇話会メンバーのJKのじゅんこと北川氏が室蘭行きで不在のため、代わりにま~爺が手伝いに。高槻ジャズストリートのブースも出展、そのお守りに手が取られて、実際は何の手伝いもできませんでしたがね。

そのフォーラムで発表された提言「これからの市民参加について」に対するま~爺の感想を。提言は市民参加とは何か、なぜ市民参加が必要なのか、などに始まって、市民参加を促進するアイディア、今後の取り組みにいたるまで、まさに市民参加についての模範解答、もしくはとてもよくできた教科書。残念なのは現状についての情報収集、それにもとづく具体的な対策がありません。つまり、現状はこうなっているがこう改めるべきだ、という指摘です。

一つだけ言えばこんなことがあります。ある市民のグループが自発的に、たとえば高槻現代劇場に会場を設けて、映画の自主上映会を計画したとします。そのための費用を賄うために参加者から入場料を徴収するということは普通です。すると会場使用料が2倍に跳ね上がります。一方で大企業たとえば大手証券会社などが、顧客ターゲットを集めて投資促進のための講演会を開く場合は当然入場無料ですから、会場使用料は映画上映会の半額です。

このことは条例によって決められた制度です。条例が市民参加によるまちづくりの阻害要因となっている図式です。もう一つついでに言えば、会場が確保できないために市民グループがせっかく計画した催しが開催できないというケースもあります。公共主催の催しが会場を優先使用するためです。官による民の圧迫です。公共主催と言ってもどうでもいいようなものもあります。市民参加を促す立場からすれば、官民平等の抽選によって決めるべきでしょう。

提言は高槻市長に対する答申ですから大筋をはずさないということはもちろん大切です。しかし細かいことは言うまいというのもどうでしょうか?現状というのは実は細かいことの集積です。現状を分析することによって見えてくるものがあれば、たとえ細かいことでも改めるべきは改めなければ、現状は少しも変わりません。理路を説くことはもちろん大切ですが、小さなことからコツコツということにも答申者の目が向けられたらいいなというのが感想です。

室蘭行き一行は?

昨夜8時に高槻を出発した室蘭行き一行の7人は一夜明けて、さらに夕方が近づいた今も海の上。夕方にJKのじゅんこと北川氏から電話。目下津軽海峡を通過中とのこと。みんなで船内のお風呂に浸かって、ジャグジーバスでふざけあっているそうな。苫小牧到着は高槻を発って24時間後の夜の8時30分の予定。まったくご苦労なことです。

一行というのはJKのじゅんこと北川氏を先頭に明さん、ナギちゃん、まどかちゃん、宮崎さん、ユウコちゃん、菅原さんの7人。別便のフェリーで併航するのは石井君、小田中さん。それに阿南君があとから飛行機で追いかけて、現地で合流。19日は室蘭ジャズクルーズの準備を手伝い、20日の本番に参加して、同じコースを帰ってきます。

ただしナギちゃんだけは本番が終われば、北海道の親類宅を訪ねてしばらく滞在、帰りも東京の兄上宅へ立ち寄って、可愛い可愛い大好きなゆずかちゃんに会って帰ってくるそうです。ゆずかちゃんは兄上の長女で、生まれてまだ数ヶ月の赤ちゃんですが、ナギちゃんご自慢の姪っ子。そうなんです。ナギちゃんはもう叔母さんなんですよ。

お盆休みも終わって

13日から土曜日、日曜日を入れて4日間お盆休みをいただいていまして、5日ぶりの事務局。大して変わったこともなく、ちょっとばかしたまっていたメールを処理して、ファックスを2~3通送ってしまええば、あとは通常の状態に。まち株のお使いで政党の事務所の2箇所に顔出しして、ちょっとした打ち合わせ。

今日は一行の先発隊が室蘭に出発の日。万が一のことに備えて一行の傷害保険加入の手続きをすることはま~爺の責任です。ジャズストリートのボランティア保険でお世話になっているあいおい損保の三城さんにお願いして、一行10人が今日から6日間、国内旅行傷害保険に加入する手続きを完了しました。

傷害保険に加入するなんて縁起でもないなんて言わないで。往復の交通に関わる事故についてはともかく、室蘭ではしっかりと働いていただくわけですから、ちょっとしたケガぐらいは予測の範囲に入れておかなければなりません。しかし言うまでもなく無事であることに勝るものなしです。くれぐれも気をつけて。

Little Birdsを観て

朝から大阪府庁に直行。本館5階の選挙管理委員会事務局へ。まち株の企画で衆議院選挙の候補者を一堂に集めて、公開政見討論会を開催できないものかということになり、相談に赴いた高槻市選挙管理委員会から大阪府選挙管理委員会に振られためです。選挙運動のための演説会は公職選挙法で認められたもの以外は選挙違反に問われかねないけれど、選挙の啓発運動の一環として開く催しなら問題ないのではないか、という感触を掴んで帰ってきました。若者向きに投票を呼びかけるためのグッズもいっぱいいただきました。

午後はやはりまち株のお使いで高槻市議会の副議長室へ。副議長の岡本茂さんに頼まれた名刺を届けるためです。岡本さんのスケジュールに合わせて一緒に、戦後60周年を記念して生涯学習センター展示ホールで開かれている平和展へ。会場では市民から公募した写真展「戦前・戦後のわが町高槻」が人気を集めていました。茨木女学校の女学生が第四工兵隊を慰問に訪れたときや湯浅電池の工場を東條英機元帥が訪問したときの写真などもあって、それらの写真に知ってる顔が写っているなどと言う人がいたりして、結構賑わっていました。

平和展に関連する催しの一つとして、会場2階の多目的ホールで開かれていたのが映画「Little Birds」の上映会です。「イラク 戦火の家族たち」とサブタイトルされたドキュメントで、綿井健陽さんの第一回監督作品ということで注目されている映画です。綿井さんといえば、イラク戦争の間毎日のように、バグダッドから戦況を伝えていたフリージャーナリスト。イラク戦争の開戦から終結1年後までのバグダッド市民の状況を克明に描いて、戦争のむなしさとむごたらしさを淡々と訴えかけています。

総勘定元帳を提出

昨日は秋の催しに向けの初めてのミーティングのあと、高槻まつりの会場へ駆けつけ、絵本市で絵本を売りまくりました。絵本を売りながら水代わりに飲んだビールと打ち上げのビールがこたえて(さらにほかのグループの打ち上げも手伝ったりして)、今日はいささか二日酔い気味。それでも朝からしっかりと、総勘定元帳を携えて高槻市文化振興課へ行ってまいりました。

一昨年から高槻市が中核市に格上げされたことによって、今年は国が指定する外部監査法人による監査を受けることになったそうです。高槻市から助成金を得て活動している団体もその監査の対象となるということで、高槻市文化振興課から高槻ジャズストリート実行委員会にも声がかかり、総勘定元帳と決算報告書を提出するということになったものです。

総勘定元帳といっても、毎日の金銭の出し入れを会計の山本さんが記帳し、これをもとに毎年税理士さんにお願いして決算報告書を作成、納税のための資料として税務署に提出しているもの。団体の経理というのはとかく疑い深いまなざしが注がれがちですが、高槻ジャズストリート実行委員会の経理は国が指定する外部監査法人の監査にも十分こたえられるものです。

井上青龍回顧展へ

昨日の午後は明さんと一緒に尼崎総合文化センターまで遠征。井上青龍という写真家の回顧展を鑑賞してきました。井上青龍さんは釜ヶ崎をテーマとした作品で日本写真批評家協会新人賞を受賞した社会派のカメラマン。17年前に徳之島での撮影中に水難事故に遭って55歳で亡くなりましたが、若かりし頃のま~爺がある業界の専門誌の編集の仕事で撮影を頼んだことを契機に知り合い、ま~爺がその雑誌の仕事を辞したあとも親しくしていただきました。

ある雑誌に青龍さんとの交わりの中で体験した小さなエピソードを書いたことがあり、ま~爺のその文章を覚えてくれていた方から、暑中見舞いのハガキに新聞記事の切抜きを貼り付けて送ってくれたおかげで青龍さんの回顧展のことを知りました。青龍さんは亡くなるまで長く尼崎市民だったという縁で、尼崎市が主催して今回の回顧展を開催することになったようです。開催期間は8月28日(日)までです。(但し火曜日と8月13日、14日、15日は休館です)

ま~爺よりむしろお誘いして同行いただいた写真家の明さんの方が興味をそそられたようです。8月6日(土)午後2時から、会場2階のホールで、森山大道と猪瀬光をゲストに迎えて、「青龍の視た時代・青龍と視た時代」と題したトークショウが催されます。会場でお会いした青龍夫人にはお誘いを断れずに出席を約束したものの、あいにくこの日は高槻まつりの日。ま~爺は絵本市でおおわらわ。明さんが一人で参加してくれるようです。

会場を後に阪神尼崎駅前のENDOUという喫茶店へ。40年前のま~爺行きつけの店。そのころま~爺は尼崎に住んでいたのです。40年ぶりでしたが、店の構えもマスターもそっくりそのまま昔のまま。その風格に明さんも驚いていた様子。梅田まで戻って、明さんと二人でカレーライスを食べ、ビールを飲んで解散。明さんはヨドバシカメラへ、ま~爺は紀伊国屋書店へ。その紀伊国屋書店でここに書かざるを得ない腹の立つことがおこりました。

文春文庫の新刊で立花隆著「政治と情念/権力・カネ・女」が出ていたので、これはと思って買って家に帰ってから気づきました。つい先日ま~爺が人にいただいて読んだ「<田中真紀子>研究」の完全な文庫版でした。文庫の再版で装丁が変わったために、ついうっかり同じ本を買ってしまうということはままあるものの、文庫化するときにタイトルまで変えんといてくれ。改題したという告知が小さすぎるぞ。590円+税をドブに捨てたような気分でした。