まちづくりシンポジウムへ

昨日の夜は高槻市立市民交流センターで開かれたまちづくりシンポジウムを傍聴。主催は芥川町1丁目中地区まちづくり協議会。JR高槻駅北のアクトアモーレの北側、商店街のアクトモールを含む約9600平方メートルの地区を再開発によって再生させようという計画が進められていますが、シンポジウムはこれまでの計画案を発表し、パネルディスカッショウンによって検討するために開かれたもの。

平安女学院大学、森ビル都市企画、つなぐ会(若手二世の会)の3団体から発表された計画案を受けて、パネラーがそれぞれの立場から意見を述べるという段取りで進められました。パネラーは平安女学院大学生活環境学部教授の中林浩さん、高槻商工会議所副会頭の古川明さん、FBCまちづくり研究所所長の出口巳幸さん、それに高槻ジャズストリート実行委員の北川潤一郎さんの4人。

2時間という全体時間の中で、パネラーに与えられた発言時間はわずか10分。言いたいことも十分には言えないという気の毒な役回りでしたが、一番最後に発言したJKのじゅんこと北川氏は高槻ジャズストリートをゴールデンウィークに開催することの意義から始めて、まちづくりのために果たす高槻ジャズストリートの役割をやや遠慮がちに、だが過不足なくしっかりと語って、聴衆の共感を呼んでいました。

西院から帰って

西院ミュージックフェスティバルへ行ってきました。京都というところはむやみに暑いですね。とにかく暑かった。昨年はうっかりしていて行けなかったので、2年ぶりの西院でした。西院ミュージックフェスティバルも4回目を迎えてようやく何とか定着を見たようです。2年前は来年は大丈夫だろうかという感じでしたが、今年は出演バンドも100組を越え、会場も18会場と、規模だけなら高槻ジャズストリートの4回目に比較して遜色ない感じです。

しかし、惜しむらくは開催時期が猛暑のさなかであるということに加えて、メイン会場の春日神社境内が高槻城跡公園ほど広くないということもあって、高槻に較べて観衆がやや少ないということ。しかし、みんな頑張っています。実行委員長の佐藤元紀さんは高槻出身。彼を中心に少数精鋭の若いボランティアたちがアットホームな人間関係で結ばれているような、高槻ジャズストリートの初期のような牧歌的な雰囲気が伝わってきました。

駅前から会場へと案内する幟ひとつを見ても、自然の竹にポスターを吊り下げ、ひまわりの生花を飾った手作り。全会場入場無料は高槻と同じですが、高槻になくて西院にあるものも少なくありません。まずアートフリーマーケット、それに流しミュージシャンの登場やストリートライブ、さらに銭湯ライブもありました。京福電車ライブは高槻のバスライブに匹敵するものでしょうか。ほかにもいろいろ参考になることがありましたが、ここには書ききれません。

但し、高槻ジャズストリートと決定的に違うところがあります。それは音楽イベントとしての性格のことです。出演者には木製シスターズ、THE TWINS,オルケスタ山崎など高槻でもおなじみのミュージシャンの名前も見えますが、ま~爺のまったく知らない名前もたくさんあります。ロックから日本の民謡までプログラムの中身がチャンプルだからということもあります。高槻がジャズを謳い、西院がミュージックを謳っている所以なのでしょう。

西院へも行こう

ちょっとした用事で茨木のマイカルに行く途中、モノレールの南茨木駅でハルオこと早川信博クンにバッタリ。ハルオ君は出勤途中。すでに10時ちょっと前でしたが、フレックスタイムとのこと。先日は新潟ジャズストリートに行っていて、掲示板にも書いていましたが、楽しかった話をケータイの写真を拝見しながらタップリと聞かせてもらいました。

来月21日の室蘭ジャズクルーズにも高槻ジャズストリートから10名近い人数の若者たちが参加することになっています。室蘭にしろ新潟にしろ、各地で同じ目的を持って活躍している人たちと交流するということはお互いに大切なこと。ま~爺は室蘭行きは遠慮して、同じ日に開かれる「たかつき市民懇話会」主催のフォーラムを見届けることにします。

このフォーラムは、JKのじゅんこと北川氏が準備して、室蘭行きとバッティングしたために参加できなくなった催し。団体の活動をPRするブースが用意されているそうですから、何らかの形で出展したいと思っています。あっ、そうそう、交流といえば今週末の30日、31日は西院ミュージックフェスティバル。ま~爺はこちらの方には行ってきます。

城北まつりだよ

昨日の帰りがけにJKカフェで石井君にバッタリ。ボランティアスタッフには石井君は何人かいますが貴士君、そう、あのデッカイ石井君です。8月の室蘭行きではJKのじゅんこと北川氏率いる乗用車組に落選、単独でフェリーに乗り込み、小樽経由で室蘭に向かうとのこと。もちろん舞鶴まではバスを、小樽からは電車を利用することになるらしい。その間の費用はもちろん自己負担、学割で片道7040円とのこと。がんばるね、石井君。

午後は商店街の組合事務所に集まって城北鶴亀会の定例会。31日夜の城北まつりにバザーを出店することに決まりました。ま~爺はこのバザーの担当ということです。さてと、困ったことになりました。城北まつりでは波多さん率いる城北青年団と一緒に缶コーヒーの販売を予定していたところです。高槻ジャズストリート実行委員会の収益事業でもありますので、缶コーヒー販売の方、ま~爺に代わって誰か応援していただけませんか?

癒しの倉庫

朝から五領の倉庫へ。春の催しのあと気になっていた倉庫の片づけですが、ケガのため右腕に生じた不具合が回復しないまま延び延びになっていました。いつまでも放っておくわけにもいかず、遅まきながら思い切って行ってきました。ま~爺はいつもどこへ行くのも自転車。西冠でカギを受け取り、喧騒の国道も通行車両の多い堤防も避けて、前島から用水路に沿って鵜殿経由で五領まで。一面に広がる青田の風景を眺めながら約45分の小旅行。

倉庫の作業は確かに大変です。荷物を棚に持ち上げるだけで汗が吹き出します。でも2階の窓からは草生い茂る淀川の堤防が、反対側の窓からは天王山へと連なる山並みが、どちらも倉庫の建物から広がる青田越しに見渡せて、両側の窓を開け放てば、淀川から運ばれてくる川風が吹き抜けます。そうなんです。倉庫は青田の真ん中にあって、風をさえぎるものは何もありません。建物で込み合った街ン中では味わえない100%の爽快感です。

倉庫は鉄筋コンクリト造りの2階建て。広い建物の約半分相当の1階と2階を借りています。倉庫は通常無人です。ま~爺が倉庫に入って作業するとき、広い建物の中にはま~爺のほかに誰もいません。夜だとちょっと怖い感じでしょうが、昼間だと安心。大きな建物の中に自分以外誰もいない、広い空間を一人占めにしているという感覚は、ちょっと快適。一人で無人島に渡って、いっときをのんびりとすごすのと同じ感じかな。癒されますぞ。

カレーライス

21日の金曜日にスタートした「鵜殿のヨシ原フェスタ」は今日が最終日。4日間の日程を無事に終え、後片付けを手伝って事務局へ帰って来たばかりです。明さんと二人で、というより明さんのサポーターとして4日間会場に詰めました。明さんの写真作品をベースにして、ヨシ紙のポストカードと名刺をPRする展示コーナーを運営したのですが、まずまずの成果は収めることができたのではないかと密かに自負しているところです。

日曜日ともなると、会場の高槻市総合センター周辺では昼食を提供する店はみんな休業。15階のレストランは時分時には混み合う上に、定食といえども値段は手頃といえるものでもありません。ちょっとした所用を思いついたついでもあってマツザカヤまで遠征。なぜか無性にカレーライスが食べたくて5階の食堂へ。席について注文すると、なんとカレーライスはメニューにないのです。席を立って1階に降りて、喫茶店に飛び込んでカレーライスをかきこみました。

ま~爺の子供の頃は、百貨店の食堂へ行ってカレーライスをいただくということはちょっとした贅沢でした。和食が中心の家庭料理に対してカレーライスは洋食、子供にとってはお出かけ気分を味わえたものでした。カレーライスは百貨店の食堂の定番という以上に、おそらくベストセラーのひとつではなかったでしょうか。百貨店の食堂のメニューからカレーライスが消えてしまった現実に驚いて、こんなことをつらつらと思ったことでした。

明さんの応援に

言っても詮方のないことですが、暑いですね。この夏最高の暑さとか。午後4時30分現在、事務局の室温は35度。クーラーはもちろんありますが、ま~爺は原発反対主義者です。来客があるときは別ですが、事務局に一人でいるときはクーラーは使わないことにしています。窓を開けて、天井のファンを回して、それにうちわをあおぎながらわずかの涼をとっています。いよいよ我慢できなくなれば、1階のJKカフェへ避難します。

今日は「鵜殿のヨシ原フェスタ」の初日。会場は高槻ジャズストリートの写真展を開催した高槻市立生涯学習センター1階の展示ホール。鵜殿の植物を使った工芸・工作品の展示とともにヨシ紙のコーナーがあって、明さんがヨシ紙で作ったポストカードと名刺を出展しています。ヨシ紙の名刺はまち株の主力商品の一つ。ま~爺も朝から明さんの応援に会場に出向いています。と言ってもたいした役にもたてずウロウロしているだけですがね。

会場には鵜殿のヨシ原の保全事業の概況を説明するパネル展示のほかに、ヨシ人形やヨシ笛などを作る工作教室、ヨシ笛の演奏などのお楽しみもあって、夏休み中の子供たちで賑わっています。嵯峨御流三島司所の社中によって、会場の正面入り口に展開されている生け花「鵜殿風景ーー夏」はすばらしい。一見の価値があります。「鵜殿のヨシ原フェスタ」は今日から4日間、午後7時まで開催。最終日の24日は午後3時までです。

半年目の日記

この日記がスタートして今日あたりでちょうど半年になります。一條さんが設定してくれた当初は、ま~爺から一條さんあての業務報告ぐらいのものかな、と思っていましたが、しばらくたって、一條さん以外にもこの日記を読んでくれている人がいるということを知って実は少し驚きました。一條さんが最初につけてくれたタイトルのお陰かもしれません。

最初はどんな文体で書けばいいやらわかららないという戸惑いがありました。日記ということであれば、ま~爺には日記を書くという習慣はたってありませんが、日記体の文体を真似ることぐらいはできます。しかし、読んでくれている人がいると知った限りは、読者を意識した文章にならざるを得ません。そうなるともはや日記ではなくなるわけです。

読者を意識したといっても、不特定多数を意識したわけではなく、顔を見知った特定少数でした。そうであればと、文体として頭に浮かんだのはメール文です。JKのじゅんこと北川氏というメール文の名手が近くにいてくれるので、彼のメールの文体を真似すれば、特定少数の読者になんとか読んでもらえる文を綴れるのではないかと思い立ったこともありました。

しかし、彼のメールのあの文体を真似ることは難しいことを知りました。あの文体は類稀なる彼の人間性の発露なのです。凡人であるま~爺ごときの及ぶところではないわけです。というしだいで、ま~爺はいまだに右往左往、これといった文体を見出せぬまま、凡人にふさわしい平々凡々たる文体にしがみつきながら、半年目を遣り過ごそうとしているのです。

秋の開催日が決定

秋の催しの日程が昨日ようやく決まりました。市民グランドの使用について、高槻市教育委員会スポーツ振興室と高槻市軟式野球連盟との調整が決着、10月23日(日)で正式決定をみました。スポーツ振興室に出向いてそのことを確認した後、その足で会場の高槻城跡公園を管理する公園緑政室に回り、公園全体の前後3日間の使用についても内諾を得ました。

昨年の秋の催しは10月3日でしたから、昨年より20日遅れの開催となります。昨年の経験から反省して、学校の運動会シーズンを避けようとしたところ、16日が高槻市主催の緑化祭のため城跡公園がふさがっていたためにやむなく23日となったものです。この頃ともなると日が暮れるのも早くなるので、少しでも早い時期に開催したかったのですが・・・

ということで、いよいよ秋に向けてスタートです。フリーマーケットの出店者募集のスケジュールから逆算すれば遅くとも7月中にはフリマ班を立ち上げなければなりません。昨年は学校の運動会シーズンに日程が重なったということだけではなく、事前の告知にも手ぬかりがあったことも反省点でした。その点においても今年は万全を期したいと思います。

角を矯めて牛を殺すな

いかにも梅雨らしい湿っぽい空模様が続きますが、みなさんお元気ですか。秋の催しの日程を早く決めねばと思っていますが、まだ正式決定を見るにいたっておりません。市民グランドの使用をめぐって、軟式野球の団体と協議中ということで、使用できる日時が決まらないからです。タイムリミットもありますので、できる限り急いで欲しいものです。

来年の春の催しの高槻現代劇場大ホールの日程については、10ヶ月前に会場を予約する必要から先日正式に決まりました。5月3日、4日の2日間です。ところが、高槻現代劇場大ホールの使用許可をめぐって役所の中で、今年はなぜか去年までとは違った妙な動きがありました。高槻ジャズストリートの優先使用は認めないということでした。

去年までは、少なくとも高槻現代劇場大ホールについては、そうではなかったのです。抽選で他の団体と争うということはありませんでした。今回はたまたま他の団体の申し込みがなく無抽選で高槻現代劇場大ホールを使用できることになりましたが、もしも他の団体と競合して、抽選に敗れるということになっていたならどうでしたでしょう。

メイン会場の高槻現代劇場大ホールが使用できないという事態のもとでは、高槻ジャズストリートの開催は不可能です。公共施設の使用について、特定の団体におもねることなく、すべての市民を平等に取り扱うという考え方から発していることでしょう。考え方だけならおそらくこの考え方は間違ってはいません。正しい考え方でしょう。

高槻のまちを少しでも良くしようという大勢の市民の願いから、高槻ジャズストリートは続けられています。高槻ジャズストリートが中止になろうがなろまいが、高槻のまちなんてどうでもいいというなら話は別です。どうぞ「正しい考え方」を貫いてください。しかし、角を矯めて牛を殺しても良いという考え方は、はたして「正しい考え方」でしょうか?