芥川龍之介の忌日

 

河童忌の昼の日中の露天風呂       卓三

河童忌は芥川龍之介忌の別称。服毒自殺したのは八十八年前の昭和二年七月二十四日。三十六歳だった。ま~爺は週に二回くらい、町場の天然温泉に出かける。露天風呂は暇な年寄りたちの憩いの場。そんな年寄りたちを河童に見立てたということではないが、何となく面白いのでは?

最新の芥川賞作家、ピース又吉こと又吉直樹が愛読していたというので、太宰治と共に芥川龍之介の小説も読まれるのでは。活字文化の世界にとってはありがたいこと。なお、又吉直樹は俳句にも凝っておられる由。堀本裕樹との共著「芸人と俳人」(集英社)も好評発売中のようである。

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