俳句のユーモア

 

七月の塩煎餅のいひひひひ      卓三

「坪内稔典氏に『三月の甘納豆のうふふふふ』ありて」の前書を付す。ま~爺の句は稔典さんの有名句のパロディー。パロディー句としては上手く出来ているんではないかと、ひそかに「いひひひひ」とニンマリしている。

坪内稔典さんと言えば、正岡子規の研究者としてもよく知られ、自ら結社も主宰される俳人。俳句にユーモア(山本健吉氏の場合はウィットですが)が大切なことを説かれている(「俳句のユーモア」/岩波現代文庫)。

 

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