さあ、TSJCへ

 

種のなき葡萄種吐く甲斐もなく           卓三

西瓜も葡萄も種なしが喜ばれるようで、先日も種なし葡萄にあたった。虚子に「葡萄の種吐き出して事を決しけり」があり、種なし葡萄では虚子さんも困るだろう。

掲句は虚子句を知って作ったいわゆる本歌取りの一句。西瓜でも葡萄でもそうだが、口中で舌と歯を巧みに操って、果肉と種とを選り分けるのも味わい甲斐の一つ。

吹田も大津も終わって、広告代の回収や事業報告書の提出など食の文化祭の後始末と「たかつきスクールJAZZコンテスト」の準備。二十五日がミーティング。

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