本番へ準備大詰め

 

いつの世も女は強し西鶴忌           卓三

陰暦八月十日没とされているので、今日が西鶴忌。「好色五人女」も「好色一代女」も読んではいないが、主人公たちのイメージから「女は強し」。

今の時代こそ「女は強し」と言うべきか。有名人や事件の登場人物に限らない。ま~爺の身近には強い女性ばかり。亡き妻も強い女だった。

食の文化祭の準備は大詰めへ。残りあと一回のミーティングと出店者説明会で本番突入。出店説明会の案内は郵送でということになり、担当はま~爺。

敬老の日を前に

 

敬老の日や敬れる由なくも           卓三

余暇業界振興のために連休をつくる目的の法改正で、敬老の日は九月の第三月曜日となったが、暦の上では今日が老人の日。

ま~爺は年寄りに感染しないようつとめて若い人と交わるようにしているが、そんな集まりの中ではいつも決まって最高齢。

若い人たちがま~爺に親切にしてくれるのは、敬老心からではなく、介護心からのものと心得ている。有り難い限りである。

出店督促活動中

 

凡は凡なりに生きたり鳳仙花        卓三

若い頃からいろいろあって、近くの人から見れば、波瀾万丈の人生だったかも。浮き沈みの落差も大きかった。

ま~爺自身は凡人。いろいろあったとしても凡のいろいろ。よくぞここまで生きて来られたものだな、というのが感慨。

今週はチェアマンの知冶郎さんを手伝って、食の文化祭への出店を督促して奔走中。昨年出店した店を中心に訪ねている。

蕎麦の花

 

色欲も物欲も失す蕎麦の花           卓三

「失す」に嘘はないが、初めから欲がなかったのではない。いつしか無くなってしまったというわけ。年の功か。では、食欲以外に今なおどんな欲が残っているか。

長生きは望まないが、死ぬまでは達者でありたいという欲(=健康欲)。敬れたいとは思わないが、まともな人に蔑まれたくないという欲(=自尊欲)。

加えて何よりも、ちっとなとましな俳句を作りたいという欲。創作欲と言えば恰好良すぎるので、これも健康欲の一つ。俳句はボケ防止に効きますぞ。

 

たっぷりとBBQ

 

佳人U祝ふ宴のバーベキュー          卓三

バーベキュウは歳時記に登録されている夏の季語。ゆ~こりんには佳人の言葉がぴったり。佳人はスマホで辞書ってみて。ま~爺はたっぷりといただいた。美味しかった。

四日に独立行政法人日本芸術文化振興会の調査を受けるため、これから指定された書類を整えなければならず、ちょっと大変。その前に今から定期健診。いささか心配のネタが一つ。

一ヵ月前からビタミンKを含んでいることを知らないまま、青汁を飲むように。ビタミンKはま~爺が服用しているワーファリン作用の拮抗剤。血液のサラサラ度が落ちているかも。

甲子園球場にて

 

ナイターの攻守交替CMなし            卓三

昨夜の甲子園。二位のヤクルト相手に九対〇とタイガースが大勝、首位の座を固めた。ま~爺は今シーズン二回目の甲子園。前回のロッテ戦に続いて連勝。

テレビでは攻守交替のたびに画面はCMに切り替わる。長いCMだと先頭打者の打席が終わっているときも。「CMなし」でテレビ観戦でないと分かるはず。

代表の蓑輪さんにお会いする用件が生じて事務局入り。さて、今日は肉の日。昼食は阪急茨木市駅二階のニュー・ミュンヘンで格安サービスのステーキ。

台風一過上天気

 

台風来さもあらばあれ梯子酒           卓三

台風の予報があれば、交通機関への影響も心配されるので、早く帰宅するにこしたことはないものの、約束した相手のことを慮れば、そうも言っておれない、ということ。

端から梯子酒のつもりで付き合ったわけではなく、行き掛り上である。梯子酒と言っても、ま~爺のことだから、どうせ大したことではなく、ほんの二、三軒。

今日は台風一過の上天気。でも、電話を掛けて済ませる用事が二、三件あるほかには、ナイターが始まるまでは何もすることがなく、思いあぐねているところ。

有馬温泉で一泊

 

金泉も銀泉も秋いい湯だな          卓三

ホストへの挨拶句。「秋」の一語を投げ入れることによって、辛うじて俳句になったか。下五はドリフターズの歌の盗用。

金曜日の夜、有馬温泉へ。会計のやっくんがオーナーのホテルに一泊。シニア隊の恒例行事。一行は男女合わせて十二人。

翌日は、神戸文化ホールの「ジャパンステューデントジャズフェスティバル」へ。高校生ビッグバンドの演奏を楽しむ。

来年一月開催の「たかつきスクールJAZZコンテスト」の予行演習。これから食の文化祭の二回目のミーティング。

 

タイガース快進撃

 

ナイターの勝った勝ったまた勝った        卓三

ナイターが夏の季語。ま~爺には「ナイターのああ口惜しくて口惜しくて」があるが、その正反対の一句。このところの阪神タイガースの勢いそのもの。ロード四カード連続勝ち越し。

「死のロード」は文字通り死語に。明日からは東京ドームで巨人と三連戦。「勝った勝ったまた勝った」の通り三連勝したいもの。お盆休みも終わり、ま~爺も五日振りに事務局入り。

墓詣りを済ませて

 

わが骨のやがて埋まる墓洗ふ        卓三

家で盆僧を迎えたあと、墓参りを済ませて、その帰りに事務局に立ち寄った。ま~爺の墓は柳谷観音の柳谷聖苑で、長岡天神駅から送迎バスで約十五分。ま~爺の来世は長岡京市民。

墓参りは歳時記ではお盆に限り季語となっていている。「墓洗ふ」はその派生季語。世は夏休みムード。食の文化祭の出店申し込み書のファックスがぼちぼち届いている。